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緑谷出久がパニック障害を患って居ます

それを許せる方だけ見てください。

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相澤が必死に声をかけても、緑谷の呼吸は荒いままだった。

頭の奥で警報のような音が鳴り続け、肩の感覚が焼き付いて離れない。

「……いや……いやだ……」

その時——。

緑谷は突然、しゃがんだ姿勢から立ち上がり、ふらつきながら道路へと踏み出した。

「デク!!/緑谷くん‼︎」

爆豪と飯田が同時に叫ぶ。

——.キィィッ!!

ブレーキ音と同時に、白い乗用車が緑谷の身体をはね飛ばす。

衝撃で空中に投げ出され、地面に叩きつけられる——

だが、勢いは止まらず、その先には荷台を積んだ大型トラックが迫っていた。

運転手がクラクションを鳴らす。

それでも緑谷は、地面の上で動けない。

目は大きく見開かれたまま、耳には何も届かない。

ただ、身体が勝手に震え続ける。

「デク——ッ!!」

爆豪が地面を蹴り、全力で飛び出す。

同時に飯田も脚部エンジンを全開にし、トラックの進路に割り込む。

轟は氷を一気に路面に張り巡らせ、トラックのタイヤを滑らせて減速させる。

タイヤがきしみ、車体が揺れながらも、ぎりぎりの距離で止まった。

爆豪が緑谷の身体を抱き上げる。

「馬鹿野郎……! 何やってんだ……!」

その声は怒鳴っているのに、震えていた。

緑谷はうわ言のように「……ごめんなさい……ごめんなさい……」と繰り返す。

それは謝罪というより、もう条件反射のように染みついた言葉だった。

パニック障害の僕

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緑谷大丈夫か? 後デクって言ってんなら爆豪とは幼馴染か?

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