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「遅くなってすまない。君を、迎えに来た」
トート城塞での再会より、時は、少しさかのぼる――。
* * *
ミリエット。俺を、どうか信じてくれ。
必ず、君を助け出してみせる。その時まで待っていてくれ。
――無事でいてくれ。
どれほどの朝を、昼を、夜を。そう願って過ごしたことだろう。
ほんの一日が、一年にすら感じられるほどだった。
アルタール王城、執務室。ヴォルフラムはその日も、ルドロス帝国との戦いの準備を進めながら、同時にミリエットを捜索し続けていた。
手がかりは少ない。彼女の行方ひとつ掴めないほどに。
ミリエットを誘拐できるのは、王妃付きの侍女レイラをおいて他にない。そこまでは揺るがしようのない事実だ。
だが、その侍女が、今の今まで、正体を気取***************
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