短編物語集

涙の訳。

🌸「…大嫌いだ。」

突然らんが発した言葉だった。

会議中、俺らはいつものように騒いでいた。

☔「これがいいっ！！」

📢「はぁ！？」

🍍「どうでもいいから早く決めようぜ、ゲームしてぇ。」

👑「うえっ！？」

🍵「💤」

📢「お前は起きろよｗｗ」

🍍「らんは何がいい？」

そう聞いた時だ。

らんが言ったのは。

🌸「…大嫌いだ。」

☔「えっ？」

🍵「…？」

👑「今、なんて？」

🌸「お前らなんか大っ嫌いっ！」

🍍「ぁ、ちょっ！？らんっ！！」

らんは部屋に籠った、

📢「………らんっ？」

部屋の前で何度呼びかけても応答してくれない。

🍵「…最近の会議、ふざけすぎてたよね、」

👑「そう、だね、」

📢「…まぁたしかに、俺も意地ばっか張った、」

☔「こさめもわがまま言った、」

🍍「放置してた……」

🍵「寝てた……」

👑「話し聞いてなかった……」

☔「…らんくんに負担掛けてたんだよね、」

📢「そうだよな、」

🍵「…らんらん、お願い、出てきて？」

🍍「会議のこと、謝るからさ、」

📢「悪かった、ちゃんと話し合おう？」

🌸＜＿ぅ、

☔「ぇ？」

🌸「なんで？」

らんは出てきてくれた、

でもっ、

泣いて、

泣いて、

泣いて、

目を腫らしていても、

止まらない涙を抑えてるので必死だった、

🍵「らんらん……っ」

👑「ごめんね？」

🌸「違う、」

☔「ぇ、？」

📢「ごめん、何が違うか教えてくれないとわかんねぇよ、」

🌸「なんで嫌ってくれないのっ！？」

📢「は、？」

☔「何言って、」

🌸「俺がいなくてもシクフォニは出来んだろっ！？」

🌸「俺なんか必要なかったんだろっ！？」

🌸「俺はっっ……」

👑（ギュッ

👑「らんらん、そんなこといわないで、」

👑「らんらんは俺らを支えてくれる、大事な人だよ、」

🍵「欠けちゃいけないって、教えてくれたでしょ、？」

🍍「いらねぇなんて言ってねぇじゃん、」

☔「こさめ達をいつも傍で見守ってくれるらんくんが大事だよ、」

📢「らんが何と言おうと、俺らはらんが必要だよ、」

🌸「なんでっ……、」

らんはその後も泣いていた、

泣き疲れたのか眠りについたらんの隣で俺らも眠りについた。

後で聞いたけど、らんは増えていくアンチに苦しんで、

”必要ない”ということに傷ついていってこうなったらしい。

抱え込むなよ。いなくなるなよ、

”俺の大事ならん（リーダー）”なんだからさ＿＿＿＿。