TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

すれ違い

一覧ページ

「すれ違い」のメインビジュアル

すれ違い

1 - 第1話出会い

♥

19

2022年07月23日

シェアするシェアする
報告する

これは、ある友達と友達のすれ違いの物語…。


「やっほー!」

この、元気な子は佐藤志歩。いつも元気で、少し暗い私とは正反対だ。私、夕凪莉紗と志歩は大親友だ。ある日、一緒に帰っていると…

“ドンッ”

「あっ?痛ってぇなぁ?どこ見て歩いてんだゴラァ!」

ヤバそうなおっちゃんと肩がぶつかってしまった。

「ご、ごめんなモガッ」

謝ろうとした矢先、志歩が口を抑えてきた。

「こんな奴に謝らなくていいよ莉紗!」

「あん?誰が“こんな奴”だ!早く、慰謝料払いな!」

「今どき、肩当たって慰謝料は古いですよ?あなた、江戸の人ですか?」

「誰が江戸の人だ!殴り飛ばすぞゴラァ!」

「しかも、“ゴラァ”って、まじで古い人じゃん(笑

すいませんねぇ、古い人に言ったって通じませんよねぇ?」

「ちっ、生意気なガキめ!

殴り飛ばすぞ」

殴り飛ばしそうになった、その時。

“バキャ”

ハゲおじさんがぶっ飛んだ。

「お前、誰に向かって拳下ろしとんじゃ‪💢殴り飛ばすぞ!」

「ありがとう〜莉紗ぁ!」

「どういたしましてっ!」

そう、私はヤクザの娘で喧嘩が強いのだ。そんな、コンビがどうして生まれたかと言うと…。

数年前

「うわぁ〜ん!!」

(あれ、泣き声が聞こえる…。)

「ほら、さっさと片付けろ!」

(あれは、なんだろう?)

私が、中学生の時同い年の子にDVをしている現場を見た。

「何やってるんですか!」

私は、止めにはいった。

「あっ?誰だおめぇ!赤の他人が口を挟むんじゃねぇ!」

“バキャァ”

鈍い音と共に、衝撃と痛みが頬に走った。私は、ぶっ飛んだ。頭をぶつけ数分意識を失っていた。起きた頃には、私を殴った大人は倒れていて、私は返り血を浴びていた。

「あ、ありがとう!」

「えっ!」

「助けてくれたんだよね?ありがとう」

「あっ、どういたしまして。」

「私の名前は、佐藤志歩だよ!あなたは?」

「私は、夕凪莉紗。よろしく」

これが、私達の不思議出会いだった。




この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚