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白side
『…カキカキ』
『ん〜』
今は部活中。俺は今コンテストに出す作品を書き始めとるんやけど、
全ッ然上手くいかん!
俺が3年になる時までに完成させたいんやけどなぁ
(今は2月の終わりです)
「お、白。」
『んぁ?先生!』
「それ、コンテストのやつ?」
『はい!でもいい感じに書けなくて…』
「ん〜」
「もうちょいここに影はっきりつけて、遠近感がないかも」
「(違う紙に)カキカキ」
「こんな感じ!(見せる)」
『おぉ!』
「これみながら練習してみ?いい感じになると思うで」
『ありがとうございます!』
部活中は青先生であろうと敬語。ほんとに尊敬してるから。
先生「青先生?」
「ん?どうしましたか?」
先「なんか校長が話あるから来てって」
「…わかりました!ありがとうございます」
先生行っちゃった。もっと話したかったんに…
まじ校長許さん()
青side
「…失礼します。」
校長【おぉ、青先生】
【どうぞ、ここに】
「ありがとうございます(座)」
【早速だが…】
「異動の件ですか。」
【あぁ、君はここで4年間働いてくれたね】
【ほんといい先生だからもう少しして欲しい気持ちは山々なんだが…】
【もしかしたら隣の学校へ異動かもしれん】
「はい…」
【白くんは元気かな?】
「はい、最初の頃とは思えないくらいに」
【ははっ、そうか】
【なら、尚更かもな】
「…」
【異動したい気持ちはあるか?】
「…正直、ありません。」
「白のことも、まだまだ心配です。」
「来年度はあの子たち受験生なんです。」
「そこまで支えないと。なんというか心残りが…」
【そうか、その気持ちも分かる。】
【だが、4年という年月がたっている以上、異動は決定と思っておいた方がいい。】
【こちらも青先生の気持ちを上の方に言っておく。】
「ありがとうございます」
【では、もう帰っていいぞ】
「失礼しました。 」
ガチャ
「異動か。」
白は俺の事どう思ってるんかな?
「年下にこんな気持ち抱くなんて、きしょいな俺。」