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すげー!新連載じゃん!! え?もしかして初? 違ったらごめん というかいいね~~ めっちゃ好きなんよ突然変異系の連載とか!
大丈夫かー ちょっとよく見たら僕もそのオークションに参加します
廃墟になった遊園地。
度胸試しでくる人間や自殺願望の人間などが来る場所。
そこにはひとつの都市伝説があった。
ーーー
【死神が現れる】
ーーー
度胸試しで来る人間は大体がその都市伝説を確かめるため。
今日もまた人が来た。
「はぁ…まただよ…」
「いつもみたいに寿命をとったらすぐカラスたちに食べてもらおっと…」
背後からゆっくり。
もしバレても見られる前に寿命を全部取ればいいだけ。
「なんだよ(笑)死神なんていねーじゃん(笑)」
「…」(ヒュッ(鎌振上
いつもみたいに寿命をとって終わる。
はずだった。
突然腹に激痛が走った。
痛い。
抑えたところから血が出てる。
撃たれた?どこから?
身体が支えれなくなって地面に倒れる。
痛い……痛い痛い痛い痛い痛い。
「はっ(笑)本当にこれが死神か? 」
「ッ…」
激痛に耐えれなくなった俺は気絶した。
「ぅッ…」
目を覚ましたら知らない場所。
真っ暗で狭くて寒い。
手足を縛られて、口も塞がれている。なんとかしようともがいたけど意味がなかった。
「ッッ”…」
何の為に俺を縛っているのだろうか…
触れただけで寿命が吸い取られていくのに、どうやって運んだのだろうか…
色々な疑問が浮かんだ。
ーーー
「おい出てこい」
真っ暗だったから寝ていたら起こされ、連れ出された。
周りは明るくてよくわからない場所。
明るい場所は俺にとっては動きづらくて居心地が悪い場所で身体が重く感じた。
これから何をされるのかはわからないけど、ここがいいところではないのは確かな気がする。
「さっさと入れ」
鳥かごみたいな形の布を被った檻にに押し込まれた。
狭いけど、暗いからさっきよりは身体が軽い。
しばらくしていきなり床が動いた。
どこに運ばれているのだろうか…
外から声が聞こえてきた。
数字を言い合っているみたい。見えないからわからないけど、人がたくさんいるはず。いろんな声が聞こえてくるから。
「さあ、皆様!お待たせしました!今回の目玉商品です!」
その声が聞こえた瞬間布がいきなり外された。
眩しくて目が痛い。
「此方が今回の目玉商品、死神の少年です!」
「廃遊園地から取り寄せた一級品!顔がいいので愛玩具としてでも!人形としてでも!さらに剥製にしてでも使用できます!」
剥製…?人形…?
いくら不死身の死神だとしても実質それは死と同然だ。
死ぬのは嫌だ…
「ッ”…ッふ…はぁッ…」(ガタガタ
「さあ!初めは100万から!」
次々と札が上がって値段が上がっていく。
嫌だ。誰かに買われるのは嫌だ。
誰か…誰か、助けて…