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注意
ストーカー(仮)
「 二手に分かれましたねぇ…。 」
「 ここは2人を追ったほうが楽しそうですねぇ… 」
ナワーブ
「 おいGirei！こっち来たぞ！！ 」
イライを追っていたストーカー(仮)はナワーブと私のいる方向に走ってやってきた。
Girei
「 ナワーブ！！こっち来い！！ 」
Gireiはすぐに方向を変え、イライと真反対に走っていく。
ナワーブ
「 こっち来んなストーカー！！？変態だぞ変態！！ 」
ストーカー(仮)はナワーブめがけて走っていったので、さすがのナワーブもキレた。
ストーカー(仮)
「 いや…それは無いでしょう…。 」
ルカ
「 あれ？占い師さんじゃないですか。 」
イライ
「 はーっ…疲れた……。 」
「 何をしてるんですか…？『 囚人 』のルーカスバルサークさん。 」
ルカ
「 あれ？僕の名前知ってたんだね？ 」
イライ
「 いや？今知ったよ。私には君が『 視える 』からね。 」
ルカ
「 やっぱり君たちは面白いね…！ 」
ルカはこの状況を楽しむかのように高々に言った。
ルカ
「 君たちはこのゲームの真理を知っているかい？僕は知ってるさ。なんでかって…？僕はこのゲームに何回も参加をしているからね。 」
「 なんせ、今僕は気分がすごくいい。 」
「 君の情報と引き換えにゲームの真理とあのハンターの能力を教えよう。 」
「 君の仲間の情報は分かっている範囲で構わない。…さぁ……どうする…？ 」
イライは考えた。この状況をどうくり抜けるか。
イライ
「 ……。いいや…その条件は飲まないよ…。 」
ルカ
「 …なぜ…？ 」
イライ
「 私は…仲間を売ることはできないし…。全てを言ったところで君にメリットはないはずだ。 」
「 ………君はあの人と組んでるんじゃない…？ 」
ルカ
「 ………。 」
Girei
「 これは板…？ 」
「 この板…相当重い……。戻せないだろうね… 」
「 …！…もしかして、この板を使ってあのストーカーを足止めするんじゃないか…？ 」
ナワーブ
「 Girei！もう限界だ！！早くしろ！！！ 」
ストーカー(仮)
「 追いついてしまいますよー？ 」
ナワーブ
『 やばい……殺される…！！ 』
ﾊﾞﾝｯ
Girei
「 ナワーブ！！ 」
板をすぐに倒した。その拍子にハンターに当たったみたいだ。
ナワーブ
「 た……助かった… 」
ストーカー(仮)
「 痛いですねぇ……怒りましたよ… 」
ﾊﾞﾁｯ
遠くから電気の音がした。
ストーカー(仮)
「 おや…？『 暗号機 』がまわっているようですねぇ…。 」
「 お2人共…楽しい追いかけっこでした……またどこかでお会いしましょう。 」
ﾋｭﾝ
Girei
「 瞬間移動！？ 」
ナワーブ
「 暗号機ってやつに向かったのか…！？ 」
Girei
「 あいつが言った暗号機ってやつをまわせば……ここから出られるんじゃないか…？ 」
ナワーブ
「 そう…っぽいな……。 」
「 暗号機をまわすか……。 」
ナワーブとGireiは暗号機に向かって走り出した。
一方その頃イライとルカは
ルカ
「 あぁ…そうだよ…僕はハンターと組んでいたんだ。生き残りたいが故にね…。 」
イライ
「 そう…か……。 」
ルカ
「 情報と引き換えに生き残らせるって言われたんだ…… 」
「 今思えば僕が悪いと思っている。すごく…ハンターが圧をかけてきて……怖かったんだ……。 」
イライ
「 さっき追われたから分かるよ…。すごく怖かった。 」
「 今からでも遅くない。私達と一緒に逃げ切ろう…！ 」
イライが手を差し伸べた。
その時だった
ﾋｭﾝ
イライ
「 背後に気配を感じｒ 」
イライの後ろに誰かが通ったような気配を感じたのだ。
ｼｭﾊﾞｯ
イライ
「 瞬間移動…！！？ 」
『 このままでは…！死んでしまう…！！ 』
真後ろにハンターが居るのが見えたのだ。
このままでは本当に死んでしまう…。
その時
イライ
「 ポッポちゃん！？ 」
私に向けられた攻撃がポッポちゃんに当たった。
ストーカー(仮)
「 使い鳥が攻撃を守るとは… 」
イライ
「 ポッポちゃん！！大丈夫かい…？ 」
ポッポちゃんは返事をしてくれた。
死んでいなかったからいいものの…命を捨ててまで私のことを守らなければならないほどではないだろう。
ルカ
「 占い師！逃げろ！！ 」
イライ
『 このうちに逃げなければ…！！ 』
私はルカとともに、この窮地から脱出しようと走り出した
ストーカー(仮)
「 おやおや…逃しませんよ…？ 」
だが『 あいつ 』は追いかけてくる…。
ﾊﾞﾝｯ
Girei
「 この暗号機…どうやるんだ…？ 」
Girei
「 横のレバーを……あ動いた…なにこれ………あーそういうこと…よし……。 」
「 …痛ったぁ！？……止まるんだ…よいしょ………。 」
ナワーブ
「 うっ……この音………っっ！？痛てぇ…それでも…！ 」
未解読暗号機 残り4台
バンっという不吉な音。
そういえば私はルカの前を走っていた、不吉な音がした後ろをふと振り返る。
ストーカー(仮)
「 ようやく攻撃が当たりましたね。 」
イライ
「 ……！！ルカ…！ 」
私はすぐにルカに近寄った。
ルカ
「 ｸｯ……まだ大丈夫だ…！ 」
「 早く逃げて！！ 」
イライ
「 早く手を…！！ 」
ルカの手を握って起き上がらせた。ルカの背中には深いキズがあった……
ストーカー(仮)
「 逃しませんよ…！ 」
イライ
「 ルカ…！大丈夫か！！ 」
ルカ
「 早く逃げるぞ…このままじゃ追いつかれてしまう…！ 」
ルカは痛みを堪えている……絶対に痛いはずなのに…私のせいだ………
ルカ
「 あいつの…名前は『リッパー』 」
「 霧に…隠れ…て攻撃を撃って……くる！霧を使って…攻撃してくる………ことがある…から気をつけろ！！ 」
リッパー
「 おやおや……能力を知られてしまいましたか……。殺すしかありませんね… 」
ルカ
「 さっき『特質』……吐いたから今は…なにもな……いはずだ！！暗号機を回せ！……1台は『寸止め』しておけよ！！ 」
イライ
「 私のせいだ……攻撃が当たってしまったのは…。 」
「 手を貸してほしいときは言ってくれ！！ 」
イライ
「 Girei！！ 」
私はすぐにルカの居る北ゲートから離れて墓場の方に向かった。
Girei
「 イライ！？大丈夫だったのか！？ 」
イライ
「 なんとか…ね……でも、ルカが…！ 」
Girei
「 ルカ…？さっきのあいつか？ 」
イライ
「 あぁ…。とにかく解読をしろと言われたよ。ナワーブはどこだい？ 」
とにかく今は情報共有と解読が必要だと考えた私は、ナワーブの位置を聞いた。
Girei
「 おい！ナワーブ！！ 」
ナワーブ
「 なんだ！！くっそ…頭痛てぇ……！ 」
イライ
「 案外近くにいたんだね… 」
ナワーブは数十メートル離れたところに居た。機械音がするから、解読してくれてるんじゃないだろうか。
Girei
「 ここの暗号機とナワーブのやってる暗号機で3つ解読が終わっていることになるな…。 」
「 このフィールドには5つの暗号機があった。それを全てあげればいいのか…？ 」
「 そういうことなら早く取り掛からないとな…。 」
イライ
「 そのことなんだけど…最後の暗号機は『寸止め』をしないといけないらしい… 」
「 私は暗号機を解読しないといけないから…ルカのことは見に行けないんだ……。 」
Girei
「 なら私が行くよ。その…ルカってやつのところに。私の能力も使えるだろうし。 」
ナワーブ
「 俺も行かせてくれ……頭が痛いが…ｳｯ… 」
イライ
「 ナワーブはとにかく休んで…。解読しなくていいから…。 」
ナワーブ
「 いや…俺はまだいけｒ 」
イライ
「 休んで…？(圧) 」
ナワーブ
「 ……あ……はい…。 」
Girei
「 じゃあ……行ってくるよ…。 」
ルカ
「 クソほどに追いかけてくるな…僕よりあの鳥使いのほうが追いやすかったんじゃない？ 」
リッパー
「 何言ってるんですか…私は初心者には優しくするんです。ﾆｺ 」
ルカ
「 よくわからない…親切心なのか…！？ 」
僕は教会内に入るために窓枠を使って入ろうとしたその時
リッパー
「 『恐怖の一撃』ですね…… 」
ルカ
「 ｳｱｯ…！！ 」
Girei
「 ルカ！！！ 」
リッパー
「 おや…？さっきのお方…。Gireiさん……でしたっけ…？ 」
Girei
「 おいストーカー野郎！！ルカのことを離せ！！ 」
リッパー
「 嫌に決まってるじゃないですか…。それなら『救助』してみてくださいよ？ 」
Girei
「 救助…？ 」
ルカ
「 おいお前！！Gireiっていうのか！ 」
Girei
「 お…おう！ 」
ルカ
「 能力使ってでもいいから助けてくれ！！ 」
Girei
「 言うまでもない！助けるに決まってるだろ！！ 」
『 私達は仲間だろう！！！ 』
第7話〜！！小説書くの楽しい！！！いえあっ！！
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