南の島二日目、いきなり始まった肝試し大会
「行くか。」
『そうだね』
言葉はあまり使わずに、その場の空気に任せてただ歩いていくだけだ。
その時奥の方から声が聞こえた。殺せんせーだ。
[ひーッ‼︎目がない‼︎]
「『、、、』」
『なんだありゃ』
「勝手にパニックになってるな。あるわ目ぐらい」
ったく、主催者が何やってんだ。
そこから先、進んでいってもただの子供騙しだ。
「さっさと出るか」
『そうだね』
その時,洞窟の奥の方から少し大きめの虫が飛んできた
『っ!』
咄嗟に俺の服を掴む速水
「、、、速水?」
『、、、ごめん,いきなりで驚いた』
「いや,大丈夫だ。」
いつもクールな速水でも、驚くものってあるんだな、、、
南の島での出来事は色々大変だったけど、速水の新たな面を多く知れた、数少ない機会だった。
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