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「ねぇ…◯◯は本当に…おれに対して悪いことしたなって…思ってる?それならさ…昼の続き…ここでキスしてよ?ほら…?」
角名は◯◯がキスしやすいように…背を屈める。
◯◯は、右手は角名と手を繋いだまま、角名の右肩に左手を添えて、目線が合うと
「角名くん、恥ずかしいから…目を閉じて…」
「えぇっ?やだよ…。目を閉じたら、あんたのキス顔みれないじゃん。」
時々出てくる意地悪角名くんに…◯◯は一瞬たじろぎながらも…勇気を振り絞って…
「お願い!…本当に…恥ずかしいやん?…目を閉じてください!」
関西訛りの標準語で◯◯は応戦する…
角名は深いため息をつきながら…
「はぁ…、◯◯。今回だけだからね?おれが先に目を閉じるの…。わかった…?」
少し恩着せがましく言ってくる角名に少し呆れつつも、惚れた弱みもあるので致し方あるまいと覚悟を決めつつ…目を閉じた角名に顔を寄せる…
◯◯は目を閉じた角名倫太郎を初めて見て…切れ長な綺麗な目元、鼻筋通って…唇の形も綺麗…肌スベスベ、毛穴ない、唇がなんで男なのにうるうるしてんねん…など思い…固まってると…目を閉じたままの角名に
「ねぇ…?まだ…?おれ、ずっと待ってるんだけど!」と怒られてしまう。
「あ!ごめんね…つい見惚れてて…」
◯◯は、慌てて応えると
「へぇ…見惚れてたんだ。そんなにおれのこと好き?」
目を閉じたままの意地悪な角名に言われ、◯◯は頬を赤く染める。
「うん…私は角名くんのこと…好きやで。…ちゅっ!!」
◯◯は角名の左頬にキスをして離れた。
角名は◯◯が離れたから目を開けると…。