あれから俺は気づいたらベットに横たわっていた。どうやら俺は気を失っていたらしい。恐らく兄貴がここまで運んでくれたのだろう。
ただ、スーツはそのままのため血の生臭い匂いが鼻に刺さる。早くシャワーを入ろうとしたら、兄貴がドアをノックせずに入ってきた。
蘭「竜胆起きたんだ、もう大丈夫か?」
といつも通り穏やかな表情で言ってきた。
昨日のことは触れてこなかった。良かった…
「うん、もう大丈夫。運んでくれてありがと」
と俺は答えると兄貴は「ん、あんま無理はすんなよ」
と言い部屋から出て行った。人を殺すときの兄貴はまるで悪魔だけどそれ以外は本当に優しいな…
それから俺はシャワーに入り深い眠りについた。
最近は書類や商談の仕事が多かったが今日また、裏切り者が現れたため梵天のNo.3の鶴蝶と一緒に任務に向かった。鶴蝶は梵天の中でも信頼でき、仕事もできるため少し肩の力が抜けた。
鶴「竜胆、こっちはもう終わったぞ」
流石仕事が早いな銃があるのに使わないなんて…
など俺は関係の無いことを考えながら俺は既に足を引きずった裏切り者に対して銃を構えた。
「ほら、逃げんなよ。弾が外れたら勿体ないだろ。1発で殺してやるか…r」
その瞬間2週間前のあの光景がフラッシュバックし、俺は目眩がし、銃を落とした。
「ッ…うぅ…」
鶴「り、竜胆…?」
俺の異変にすぐさま気づいた鶴蝶は俺の元に駆け寄り銃で裏切り者を撃ち、始末した。
鶴「おい!竜胆大丈夫か?聞こえてるか?体調悪いなら先に言えよ」
と心配してれる鶴蝶をよそに俺は膝から崩れ落ち、吐き気がしたため口元を抑えた。鶴蝶は思いのよらぬ事態に少し混乱していたが、すぐさま対応し、俺を抱き上げ車へと向かった。
その後鶴蝶は猛スピードで梵天の拠点に向かい、仮眠室で、俺を横にさせてくれた。
「鶴蝶、悪い…足引っ張った。」
と俺は力無い声で言うと
鶴「問題ない。気にすんな、顔色がすごく悪かったぞ、なんかあったのか?…とにかく今日はもうゆっくり休め。」
流石No.3察しがいいな…
俺は「昨日少し酒飲みすぎただけ笑。心配かけて悪かったな」と言った。
鶴蝶は「程々にしろよ…」とだけ言い部屋から出て行った。
今日は鶴蝶が居て何とかなったがこのままではまずい。反社である俺が人を殺すのに躊躇ってるんじゃ示しがつかない。
たったあの出来事だけで……
まあ、正直元から人を殺すのはあまり気分は良くなかったが兄貴と一緒にいるためと思えば我慢できた。だがあそこまで拒否反応が出るのは今までになかったことだ。
…兄貴にでも相談してみるか
いや、ダメだ。絶対に俺の考えなんて、受け入れてもらえるはずがない。
じゃあ鶴蝶に相談するか?だけどあいつは無駄に真面目だから無駄に巻き込んでしまうかもしれない。
どうしよう………
ここで切ります!
なんか、思いのほか話が進みませんね笑
申し訳ないですm(*_ _)m
やっぱり話がまとまらない…まあ、初連載なので仕方がない!(ポジティブ)
そういえば1話を投稿し、いいねや、コメント、フォローをしてくださった皆さんありがとうございます!
コメントに対してイイネはしますが、あまり返信はできません。なんて返したらいいのかが分からないので…
でも、しっかりコメントにも目は通してますし、モチベーションが上がるため嬉しいです!!
慣れてきたら返信するかも…
初期の段階からフォローしてくださる方はもちろん認知しますよ!!
話が長くなりましたが、続いたら是非!読んでくださいね〜
コメント
2件
初コメ失礼します! 面白かったです 続き待ってます!
今回の話も凄く良かったです!続きが出たら絶対に見ます!!