灯織side
○月✕日 。 今日も天羽組は忙しく動いている。
それは 、 自分も例外では無い 。
須 『灯織 。 カチコミだ 。 行くぞ 。』
一「はい 。 分かりました 。」
そう言い自分らは 、 小峠の兄貴が待機している車に乗り込む 。
須 『華太ォ 。 相手はどんな感じだ 。』
小 『はい 。相手は少し前まで潜伏を続けていましたが最近勢力を増してきた組織 、覇悪麈 。違法風俗経営と 、 ヤクの売買をやっています 。 そして違法風俗の穣はヤクで完全に堕ち 、奴隷状態な様です 。 』
………… 聞いているだけで虫酸が走る 。
それを感じ取ったのだろう 。
須 『灯織 、少し落ち着け 。其奴ら後で何でもしていいから 。』
一 「ッはい … 」
そう悔しい乍も答え 、 車に少しの沈黙が流れた 。
数分後 、 自分達を乗せた車は 、 ある所で止まった 。
一 「 ? どうしましたか兄貴 、 アジトはここじゃないはずですが …… 」
小 『いいや 、大丈夫だ 。 もうすぐ合流出来るはずだから 。』
頭に 「?」 を浮かべながら 、 ぼ ー っと外を眺めていると 、 少し遠くから人影が見えた 。
? 『待たせたか ? 華太 。 』
小 『いいえ 。 全然問題ありません 。 南雲の兄貴 。 』
その人は 、 南雲という人らしい 。
一 「よ … よろしくお願いしま … す ?」
南 『ん ? あぁよろしくね 。 あれ 、 君意外と可愛いね 。 髪の毛も長いし 、 もしかして女の子 ?』
一 「い … いえ …. でも髪が長いのでよく間違われますね … はは … 」
自分の秘密がバレそうになったが 、 必死に誤魔化したおかげで大丈夫そうだ 。 しかし …
須 『イライラ …』
須永の兄貴が明らかにイラついている ….. 何故だ …自分なんか悪いことしたか …… ? そう考えた瞬間 、 須永の兄貴が自分をこちらへ抱き寄せた 。
一 「あ … 兄貴ッ ?! 」
須 『おい 、 此奴は俺の舎弟だ 。もう一度言う 。 “ 俺 の ” 舎弟だ 。 近づくんじゃねぇ 。これ以上近づいたら頸動脈噛みちぎるからな …… ?』
一 「ッ …… ///」
いきなりの発言に 、 思わず顔面を手でおおってしまった 。 いや … あの発言は誰でも照れるし 、 自分と同じ反応をするだろう 。 え 、そうだよな … ?
南 『お ~ 怖い怖い 。 安心しろよ 、取るつもりなんざ微塵も無いさ … 男に興味はねぇんだ 。 』
軽いいがみ合いをした後 、 車内は少しの間沈黙が流れた 。 2人は未だに睨み合っているが … っもう … 須永の兄貴に
須『 座るとこねぇから 、俺の上乗ってろ 。』
と言われ少し遠慮しながらも乗ったのが良くなかったのか …. ?
須永side
不愉快だ 。元々俺は彼奴が好きじゃねぇし 、 大切な灯織を取られそうになったんだ。 何故だ ? 灯織と一緒に居ると不思議な感覚になる 。 まるでナニカに包まれている様な 、 安心する感覚 。 俺にゃそれが何かわからねェが 、 その感覚が異常だということにはすぐ気づいた 。 何せ 、 他の奴らや女と居ても今まで感じた事が無い感覚だから 。 今はこの感覚が分からない状況がとてももどかしい 。 まるで手を伸ばしても届かないような 。 心が何故か痛い 。 ….. あ ? 気づいたら俺は 、 目から涙を流しかけていた 。
一 『 ….. ? 』
それに気づいた灯織は 、 そっと俺の片腕を握りしめていた 。 その時俺は気づいた 。 俺は 、 灯織に恋しているんだな 。 と 。 今すぐ抱きしめてやりたい 。 その華奢な体に顔を埋めたい 。 だが 、 灯織は男だ 。 叶わない恋を心に抱えながら 、 時間潰しと心を落ち着かせる為 、 軽い眠りについた 。
・
・
・
・
・
ど ー も ー !!主です !! あのですね !!! 話の流れはできてるんですけど 、 言葉が思いつかないとかいう大変な状況に陥ってるんですよ !!!! なんでここで1回区切ります !!! さいなら !!!!!!ちなみに1800文字くらい書きました !! いぇい !!!
コメント
4件
え、最高ですやん そっか灯織ちゃんみんな好きらしたら性別男か、、しくったな…まぁいいや! 面白かったですー!!!!!!