コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これは私『語り部 暇人A』が実際に体験したお話です。
私が小学生3年生の時に起きた出来事なのですが……私は市営住宅に母、姉、私の3人で住んでいたのです。
しかし…偶然なのでしょうね…偶然にも寺と神社に挟まれた『霊道』なるものだったのです。
そのせいかラップ音や怪奇現象が起こったんです
届くはずのない天井に子供の手形
母曰く夜寝ていると窓を3回ノックされたそうです。
私も誰かに呼ばれるということが度々ありました
しかし、重要なのはここではなく…物語の題名『歩道橋から』ということなんです。
それでは話を進めましょう
学校が終わり友達と自転車で書店に向かっていたんです…それから時間が過ぎ…確か夕方の17時ぐらい…だったでしょうか…まだ夏場だったので日が沈むのが遅かったのを今でも覚えています
時間もいいぐらいになりそろそろ友達ともお別れしようとし…私はスーパーに停めてあった自転車置き場まで徒歩で行ったんです
その近くに『歩道橋』があるのですが…ふと視線を感じて歩道橋の方を見ると私よりも年齢がしたぐらいの女の子…?のようなものがこちらをずっと見つめていたんです。
私は気になって歩道橋を登ったのですが…”誰もいないんです”
確かにこの目で見たあの女の子も…
不思議に思いながら歩道橋を降り、交差点で待っていると真横から『プーッ!!!』と、クラクションの音がしたんです。
それで横を見ると…
軽トラックの運転手からは『*道路に飛び出すな!危ないだろ!*』と怒られました。でも不思議に思ったんですよ
その後に…耳元で微かに…『*フフっ*』って笑い声が聞こえた気がしたんです
あの時…クラクションの音にも気付かなかったら…
『今頃私は…どうなってたんでしょうか』