テラーノベル
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俺が階段に座っていると赤と黒のランポがアジト内の駐車場に戻って来た
車からはそれぞれテンくんとボスが降りてくる
ボスは俺の方を向く事もしない
「お疲れ様です!出来たもの運ぶの俺も手伝いますよ」
「本当?だったら多く作った銃、ボスの車に残します?それともあっちの倉庫に置いときますか?」
「‥‥‥‥‥‥」
ボスは俺に冷たい視線を一度向ける
「テンくんに任せるよ。余った材料は仕分けして倉庫に置いて来るから」
「じゃあ上の部屋にとりあえず置いて来ます」
「俺も運ぶよ」
「酒寄さんはボスの手伝いお願いしようかな。こっちはそんな数ないから」
「OKです」
俺達が話してる間にボスは荷物を纏め、運転席に乗り込もうとしている
「小柳!次の大型行く?」
エクスさんがボスを呼び止めた
俺はその間に助手席に乗り込む
「‥‥誰が乗って良いと言った?」
「ボス‥‥‥‥」
「え、何‥‥なんかしたの?酒寄」
「俺‥‥小柳さんが寝てる時に‥‥」
「は?お前っ‥‥!」
ボスが慌てて俺の口を手で塞ぐ
「寝てる時?」
「なんでもないです」
「なんで小柳がそんなに慌ててんの?」
「慌ててなんか‥‥」
俺は小柳さんの手を口から外し小柳さんを見る
小柳さんが驚いたような呆れたような顔で俺を見た
まさか俺が素直に話すとは思わなかったろう
俺だって話すわけない
でもずっと口利いてもらえないんじゃ意地悪もしたくなる
それに俺は自分の気持ちを知られたって構わない
これは憧れなんがじゃない
俺はボスの事
小柳さんの事を‥‥‥‥
「小柳さんが拗ねてるんです。俺が小柳さんの事好‥‥‥‥」
「酒寄っ!!お前まだ寝ぼけてるんか?」
「エクスさん、ボスが俺の事クビにしようとしてくるんです。なんでなんですか?ボス」
「くっ‥‥お前‥‥‥‥」
俺達が騒いでるとエクスさんが笑いながらアジトの中に向かう
「仲良くしろよ?次の大型行くんだろ?」
「こんな奴‥‥」
「俺の事も可愛いボスの雛でしょ?見捨てないで下さい」
俺はちゃっかり助手席に乗り込んだ
ボスも無言で運転席に乗る
そして倉庫に着き無言で材料をチェストにしまう
「ボス」
「‥‥‥‥」
倉庫の中に2人きり
「あの事はすいませんでした」
「そうだよな?まだ謝ってなかったよな」
「それはボスが俺と口利いてくれなかったからで‥‥」
「また言い訳かよ」
「言い訳じゃないです」
そう言うと俺は小柳さんの腕を掴んだ
小柳さんは驚いて腕を振り解こうとする
「‥‥なんだよ、離せっ!」
「俺‥‥我慢できなくてした事は謝ります」
「謝られても困るけどな。俺は許さないよ」
「許してくれるまで俺‥‥言い続けます」
「いらねーよ、お前の謝罪なんて」
「違います。俺が言い続けるのは‥‥」
互いに見つめ合う
小柳さんがスッと視線を外そうとした
俺はもう一度強く腕を握る
「痛いよ、お前‥‥」
「俺は小柳さんの事が好きです」
コメント
2件
こや 焦ってるのなんか似合うんよ笑 酒寄 上手すぎだろ! 告白やぁぁ!!酒寄 おま 最高だよ! こや の反応気になる (っ ॑꒳ ॑c)ワクワク楽しみにしています✨️