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7話
楓弥の部屋の前
♬〜♩〜
インターホンを鳴らした
(??)はい、?
楓弥じゃない男性が出てきた
部屋を間違えたのかと少し焦った
(勇馬)あ、楓弥って今いますか?
(??)学校行ったと思うんすけど…
(勇馬)え、..あ、分かりました、ありがとうございます
(??)あの、!ちょっと待ってください
(勇馬)..?、
(??)楓弥にジャージ貸した人..って
(勇馬)俺ですね
(??)やっぱり、匂いが同じでそうかなって..笑、
(??)あの!楓弥とこれからも仲良くしてあげてください、!お願いします..
(勇馬)わ、分かりましたじゃあ..行きますね
(??)うん、ありがと!
楓弥は教室ではないところにいたということだろうか
でも来てないって他の1年に言われたし..
…….
脳裏に最悪な光景が浮かんだ
楓弥が教室に行く前に
アイツに..
俺は傘を捨てて
学校に向かって必死で走った
楓弥 side
7月10日
朝
楓弥の部屋
(楓弥)..はやちん、キスする相手ってどんな関係だと思う..?
(颯斗)どんな関係..?彼氏彼女..夫婦とか?
(楓弥)それ以外だったら..?
(颯斗)それ以外、?..んー、、海外だったら挨拶でするって聞いたことある
(楓弥)挨拶…
あの2人のキスは挨拶にしては
タイミングがおかしかった
じゃあやっぱり2人は…
今日先輩学校来てるかな…
..聞きに行こう
(楓弥)学校行ってくる、
(颯斗)え、行くの?笑
(楓弥)うん、いってきます
(颯斗)い、いってらっしゃい
学校
校舎に入ると目の前にあの教師が立っていた
目が合うと教師が近づいてきた
身の危険を感じた僕はその場から走って逃げた
予想通り教師は追いかけてきた、
(??)っッ?!
(楓弥)ッ、す、すいません!!
夢中で逃げていると足を捻ってしまい、
前にいた誰かにぶつかって
勢いでそのまま押し倒してしまった
(??)っ…..大丈夫?、!
(楓弥)っほんっとに!すいません!!
(教師)逃げるから誰かに迷惑をかけるんだ
(教師)大人しくこっちにこい
(楓弥)っ..
(??)….
(教師)なんだ?お前に用はない..どけ
彼は起き上がって教師に近づいた
何をするのかと思っていたら
教師の腹に膝蹴をした
(楓弥)え?!!
(教師)っッ..はぁはぁはぁ..ふざけんなよ!
(??)ちょっとごめんね
(楓弥)え、ええッっ?!
僕は彼に担がれた
(教師)っはぁはぁ..待て..!!
そういえば前にもこんなことあったな..
先輩がお姫様抱っこしてくれて、…..
…..会いたい..
でもあのキスした男の人が..誰なのか知りたい
屋上前階段
(??)はぁ、はぁ….
(楓弥)…えっと…ありがとうございました
(??)ううん、急に担いじゃってごめんね
(楓弥)い、いや..別に大丈夫です
(??)名前は?
(楓弥)1年の高尾楓弥です、
(??)俺は3年の岡本聖哉、よろしくね
(楓弥)岡本先輩..ですよね、聞いた事あります
(聖哉)下の名前でいいよ、笑てか俺もしかして有名人?
(楓弥)ゆ、有名人なのかな?、…ある意味..
(聖哉)悪い噂とかでしょ?
(楓弥)…..はい
(聖哉)俺何もやってないんだけどね笑
さっき教師に膝蹴りしててよく言えるな..
(楓弥)…
(聖哉)だから怖がらないでね
(楓弥)..え?
(聖哉)さっきから顔暗いからさ笑
(楓弥)..昨日いろいろあって
(聖哉)..俺で良かったら聞くよ?
(楓弥)..、、昨日好きな男の先輩にキスされて..
(聖哉)おぉ..
(楓弥)でも夜に年上の男性とキスしてるとこ見ちゃって
(聖哉)え?!..
(楓弥)それで学校で聞こうと思ってたんですけど..
(聖哉)…失礼だけどその人大丈夫?..
(楓弥)分からないです笑、
(聖哉)じゃあ今から聞きに行く?
(楓弥)でもまた見つかったら..
(聖哉)てか今授業中じゃん
(楓弥)あ、..たしかに
(聖哉)じゃあまず保健室で足の処置しよっか
(楓弥)..なんでそれ知ってるんですか?、
(聖哉)目の前で転んでるとこ見てたからね笑
(楓弥)すいません..笑
(聖哉)いいよ、担ぐかおんぶか抱っこどれがいい?
(楓弥)えっ….と、..大丈夫です、歩けます
(聖哉)、分かった、処置はした方がいいから保健室行こっか
(楓弥)はい….
いつもなら人に甘えてしまうけど
触れられたくないって思ってしまった
触れてほしいのはあの人だけ….だから
保健室
(聖哉)そこ座って、
(楓弥)じ、自分でできます
(聖哉)…そうだよね笑
(楓弥)…3年の勇馬って人知ってますか?、
(聖哉)ゆうま?..ゆうまって?高野優馬?
(楓弥)苗字は分かんないんですけど、イケメンの..
(聖哉)え..野瀬勇馬?
(楓弥)えっと..
(聖哉)ごめん、苗字分かんないんだったね
(楓弥)..はい、でもほんとにイケメンの人で
(聖哉)絶対野瀬勇馬だね
(楓弥)絶対..
(聖哉)野瀬勇馬のこと好きなんだ
(楓弥)え、..な、なんで
(聖哉)..なんとなく?笑
(楓弥)..なんとなくって、笑凄いですね
(聖哉)で、勇馬の何が聞きたいの?一応幼なじみだからいろいろ知ってるけど
(楓弥)幼なじみなんですか?!、じゃあ..家族は
(聖哉)..中学生だったかなその時に出て行ったって..勇馬1人だけを残して
(楓弥)..ぇ
(聖哉)それで誰かが拾ってくれたらしいよ
(楓弥)..そうだったんだ
(聖哉)その人に会う前にいろいろ大変だったって話したわ
(聖哉)そういえば俺も勇馬のこと好きだったときあったな..笑
(楓弥)え?!
(聖哉)ずっと一緒に居たら好きになっちゃって笑
(聖哉)あっさり振られたけどね〜
(楓弥)こ、告白したんですね
(聖哉)好きって感じた時に考えもなしにすぐに言っちゃって笑
(楓弥)..凄いですね
(聖哉)どこが、笑
(楓弥)…、はやちんから連絡きてる
(聖哉)え?誰それ
(楓弥)あ、お兄ちゃんです…
メッセージには
楓弥の好きな人家来たけど笑
って…
(楓弥)は?!!
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