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あの夏が飽和する
「昨日 、 人を殺したんだ 。」
「は 、 ?」
君は 、 そういった 。
「取り敢えず 中に入れ 。」
梅雨時ずる濡れのまんま 。
「う ッ” … (泣)」
彼は 、 部屋の前で泣いていた 。
「急に なんだよ … 。」
夏が始まった ばっかりと言うのに。
「 なんでッ 、なんでッ …。」
君は 酷く 怯えていた 。
「 何を そんなに怯えてんの ?」
そんな話で
始まるあの夏の
記憶だ 。