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あれから数日後、二人も結構軍に馴染めてきた感じがした頃、俺とぴーくん、チーノで喫煙室でタバコを吸っていた時
「…スゥ…ハァ」
「二人って良く吸うよな」
「いやお前もやろ。人のこと言えへんで」
「まぁそうやけどさぁ、俺はあれやん?記憶ないからやけで吸ってるだけやわ」
「まじかよ」
2人がそんな会話を繰り広げ、再びチーノがタバコをすおうとした時
ガタッ!!
「「!?!?」」
チーノが頭を抱えて崩れ落ちた
「チーノッ!!おい!!」
ショッピ君が急いで駆ける、僕も同じく急いで駆ける
「…あ゙ッ…たま……がぁッ…!!」
「チーノ一回落ち着いてや。大丈夫、ゆっくり呼吸しよな。吸って」
「スゥ‐…」
「吐いて」
「ハァ‐…」
チーノが少し過呼吸気味になってたので、ゆっくり呼吸をさせる、そしてショッピ君の方を向き
「ショッピ君、急いでぺ神呼んで!」
そう言う、するとショッピ君は直ぐインカムを取り出しぺ神に連絡をした
「ぺ神さん!?すみません、急いで2階会議室近くの喫煙室来てください!!チーノが頭を抱えて苦しみだしました!!」
『了解、直ぐ向かう』
数分後、ぺ神がやってきて医務室に通した
「二人共ありがと、なんかあったらまた教える」
ぺ神が言うとショッピは不安そうな顔と声をして
「…チーノ、大丈夫ですよね?」
「!…うん。大丈夫。」
「!良かった」
ショッピ君は「では」と言い医務室からでていった
俺はぺ神に向かって
「なぁ、チーノが起きたら、こう言ってもらえんか?」
「ん?」
「『神の祠へ』って」
「?まぁいいけど…どうして?」
_どうして、か
なんとなく、期待してるっていうか。アイツが記憶を取り戻すことを望んでる俺がいる。
勿論レパもだ。二人には早く記憶を取り戻してほしい。
「記憶が戻ってるかもしれんやろ。アイツの家系神職系だったんよ。だからさ」
「ふーん、了解」
俺はぺ神にその言葉を託すと、「チーノの事よろしくな」と良い医務室を出た
数時間後、夕食の時間になった。
この軍では総統が「皆で食べるものだぞ!」とか言って幹部達は任務や怪我でいない人を除いて全員が集合することになってる。
僕も扉を開け、「間に合った〜」とか言いながら席に座る
「あ、ショッピ君」
「大先生、チーノ大丈夫ですかね」
「まぁ、大丈夫やろ。多分」
「…そうですか」
はぁ〜何この子達、可愛い。
「?チーノがどうしたん?」
レパロウが不安そうに聞いてくる。
僕は安心できるように笑って
「あぁ、ちょっとチーノの体調がすぐれなくてな。大丈夫だから。」
そうレパに向かって言った、
レパは「…そう、ですか」
と呟いた。