テラーノベル
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初、ノベルで作品作ってみました!
(今回も読み切りです!)
本編どーぞ!
【また、12人で。】
「ねえ、みんなに話があるんだ」
いつもと同じ部屋。
いつもと同じように集まった12人。
だけど、じゃぱぱの声だけが、いつもと違っていた。
「どうしたの? 急に真面目な顔して」
のあが笑う。
たっつんも、
「なんやねん、怖いやん!」
と笑った。
でも、じゃぱぱは笑わなかった。
しばらく黙ったあと、小さく息を吸う。
「……俺、しばらくみんなと活動できなくなる」
「え?」
部屋が静かになった。
誰も言葉を続けられない。
うりが最初に口を開いた。
「しばらくって……どれくらい?」
「分からない」
その答えに、みんなの表情が変わった。
「ちょっと待ってよ」
えとが立ち上がる。
「分からないって何? また戻ってくるんでしょ?」
「戻ってきたいよ」
じゃぱぱは笑った。
でも、その笑顔は少しだけ震えていた。
「絶対に戻ってきたい」
その日の帰り道。
みんな、いつもより口数が少なかった。
***
それから数週間。
11人での活動が始まった。
「はい! 今日はこの11人で――」
動画の撮影が始まる。
みんな笑った。
いつも通りふざけた。
いつも通り大声を出した。
だけど。
「じゃっぴ、これ絶対好きだったよね」
誰かがそう言うたびに、一瞬だけ静かになった。
集合写真を撮れば、一人分の隙間がある。
ゲームを始めれば、
「ここ、じゃぱぱだったら突っ込んでたな」
そんな言葉が出てくる。
11人でも楽しい。
それなのに。
どうしても、何かが足りなかった。
***
半年が過ぎた。
その日、のあがみんなを呼び出した。
「これ、見つけたんです」
一台の古いカメラ。
活動を始めたころに使っていたものだった。
中には、昔の動画がたくさん残っていた。
まだ撮影にも慣れていない12人。
画質も悪い。
編集も今とは全然違う。
それでも、画面の中の12人は、本当に楽しそうだった。
『いつかさ』
昔のじゃぱぱがカメラに向かって話している。
『めちゃくちゃ大きくなっても、12人で笑ってたいよね』
『急にどうしたん?』
たっつんの声。
『いや、なんとなく!』
みんなが笑う。
その映像を見ながら、誰も笑っていなかった。
もふが下を向く。
どぬくが目をこする。
「……ずるいよ」
えとがつぶやいた。
「こんなの残していくの、ずるいって……」
のあの目からも涙が落ちた。
そのとき。
部屋のドアが開いた。
「……え、何でみんな泣いてんの?」
全員が振り返った。
聞き慣れた声。
ずっと待っていた声。
「じゃっぴ……?」
そこに立っていたのは、
少し痩せて、少し髪が伸びた、
じゃぱぱだった。
「ただいま」
数秒間。
誰も動かなかった。
そして――
「遅いんだよ!!」
全員が一斉に駆け寄った。
「うわっ! ちょ、待って!」
笑い声と泣き声が混ざる。
「おかえり!」
「ほんま遅すぎや!」
「心配したんだから!」
「ごめん、ごめんって!」
じゃぱぱも笑っていた。
泣きながら。
「……みんな、待っててくれたんだ」
たっつんがじゃぱぱの肩を叩いた。
「当たり前やろ」
のあが涙を拭きながら笑う。
「だって、11人じゃないですから」
じゃぱぱがみんなを見る。
「え?」
「カラフルピーチは――」
そして、12人で声を合わせた。
「12人だから!」
机の上では、昔の映像がまだ流れていた。
『いつかさ、めちゃくちゃ大きくなっても、12人で笑ってたいよね』
昔の自分たちの声。
じゃぱぱは画面を見て、
小さく笑った。
「……笑えてるじゃん」
「うん」
「ちゃんと12人でね」
そして久しぶりに、
12人で写真を撮った。
空いていた場所は、もうなかった。
――離れて初めて分かった。
ずっと一緒にいることが、
当たり前なんじゃない。
だからこそ、
一緒に笑える今日を、
大切にしたい。
また明日も。
またその次の日も。
何年経っても。
――また、12人で。
初のノベルなので、めちゃ下手です!ごめんなさーい!+読み切り
♡&コメントくれると嬉しいです!
また別のお話で会いましょう!!ばいりとー🍒♬
コメント
15件
特に最後感動しました😭 またの神作待ってます!!
すんごい好きです , 😭 感動系とか , 好きすぎて ぇ … ,
めっちゃ泣ける😭💧 感動系良いよね、!!!! めっちゃ、ノベルうまいですよん♪