駆け引き
青桃
どうぞ食べてって下さい🌿
R込み
進展ないのでおもんない
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桃side
「僕がどれだけ耐えたと思ってんの」
俺が青にこう言われるまで、
確か、遡ること数分前。
青は俺の家に急に押しかけた。
『こんばんは桃くん』
『…ん、えと、なに?』
『レコーディングの帰り、
近くたまたま通ったからきた』
『あと寒いし休憩しに、
お邪魔しま〜〜すっ…..。。。』
軽く欠伸をしながら勝手に入って
暖かいリビングの方へ小走りする青。
歩く歩数や距離までペンギンのように
ちょこちょこ歩いて。あざといな。
『桃くんお酒ある〜?!』
『は、無い。俺禁止してる』
『え”!?!?なんで!!?』
『体づくりのため。ライブ控えてるし
お酒とかほんとに健康に悪いし、』
『うわ..さすが筋肉…』
『あくまでキャラだから、
筋肉っていうのはちょっと違う』
すかさずツッコミを入れて、
青は ふはははっ と軽く笑う。
青は残念そうな顔をしながら
リビングのエアコンが直で当たる
場所へ移動した。
『ふあ〜…やっぱあったかい』
『…泊まるとか言うなよ』
『なに急に、怖い怖い。
話すり変わったね?』
『忠告みたいなやつ!とりあえず
泊まるのは絶対に禁止するから』
俺が青と泊まるのを嫌がるのは
もちろんこいつにベッドの下にある
俺が大切に取っておいてる
極上のお酒を取られないためだ。
普段は忙しいのでめんばーは来ない。
ていうか今が1番忙しい。
この極上のお酒はライブ後の
我慢した俺へのご褒美だ。
たしか1万以上はかかったし、
そりゃあ絶品だろう。
そんなのをこの怪物(青)に
のまれてたまるものか…
そう、このお酒だけは、
死守しなければならないのだ。
『まぁ僕も明日忙しいし。
その後はだいたい暇だけどね』
『…さ、帰った帰った、
あったまっただろ、』
『え、僕出てくの嫌じゃないの?』
『は?どゆこと…何言ってんの』
『だから、僕ともっっっと
一緒にいたいって思わないの?』
なんだこの勘違い彼氏(仮)みたいな
せりふは…なんだこいつ、。
俺をなんだと思ってんだよ
『僕のこと好き?』
『は..?お前酔ってる..?
てか、昨日飲んだ、?』
『昨日も今日も飲んでない。
何言ってんのさ〜本気だよ』
そこで気づいた。
びっくりした。まわりくどい言い方を
するから悪いのだが、そんなふうに
告白するような人だと思わなかった。
いやいや、にしても気付かない人は
気付かないまま家追い出してるだろ、
『桃くん?』
『……、』
『やーっと分かったのかな?』
そして、冒頭に戻る。
「僕がどれだけ耐えたと思ってんの」
こいつが何年俺を見てたか
よく分かんないし嫉妬とか
してたのはほんと分かんないけど、
「耐えた」には複数の意味がある。
ひとつは嫉妬心を抑えてきた。
ふたつは性欲的な意味。
こいつは紛れもない両方だ。
嫉妬はするし性欲だってある。
そういう目で見てきた、
と言わんばかりの顔をしている。
「…黙るのは考えて
くれてるからだよね?」
「期待してもいい、ってやつ?」
「……………….」
「青は同性とか興味無いと思ってた」
ただただ心臓がうるさかった。
聞こえてくる青の声が
あまり耳に入らなくって、
流されてく感じがした。
「僕は桃くんだから好きなのに。
同性とか関係なしにさ、
好きだなって思っちゃっただけ」
「そんなに意外だった?w」
どうしよう、相手は本気だ。
本気すぎてだめだ。
もうだめ。伝えたい。
好きなのかもしれない。
本当かはっきり分からないけど、
好きって思ってしまった。
でも、これからどうする?
リスナーにバレたら?
メンバーにも言う?
5年以上一緒にいるメンバーだ。
偏見は持たない、それは約束できる。
けどリスナーが、もし偏見を
持ってしまう子がいるのなら..。
増してや活動者、
青も俺も毎日投稿をしてる。
忙しいのに付き合って、
お互い冷めたりしない?
「何もそんな難しい顔で
考えなくていーのに〜ww」
「桃くんのことだから
どうせ先のこと考えてんでしょ」
「え、っ、」
「図星か?w」
「先のことなんて考えてないで
好きかどうか聞きたいなぁ」
「嫌なら無理って言って、
嫌いなら嫌いって突き放して?」
「………」
「…好き…だよ、俺は」
「付き合いたいと思ってる」
その瞬間青は俺に抱きついた。
成人男性とは言っても軽い青だが、
青が傾いたことによる重力に
逆らえず、俺を押し倒してくる。
ごつんっと頭が鳴る。
床は固めなところなのでくそ痛い。
「っ青..、、?!!?」
「ふぁー…….よかった〜!!」
「僕本当に勇気出したよ!
あの..エイプリルフール事件みたいな
こと言わなくてよかった!ほんとに!」
「桃くんのこと愛してよかった..」
寝転がる俺に上から抱きつき、
首を緩く占めてわんわん泣く青。
そんなに嬉しかったのか、
なんて思って焦った。
「お前にエイプリルフールだから!
って言われたらブチ切れてたわ」
「へへ…、僕何も変わってないから
仕方ないよ、あの頃のまま」
「ほんと精神年齢ひっくいわ、
まじ1回やってみて欲しいんだけど」
「あ、やろ、2人でやろ。
ゲーム2人でいっぱいやりたい」
「ん…いくらでも付き合う」
「あ、あと」
「愛してよかった、は重いw」
その瞬間だった。青は覚醒したように
俺を抱えてベットへ連れてく。
何を思ったか分からないが、
俺の意図は読めたみたいだ。
「僕から誘いたかったのに」
「俺が下かよ..、まあ、
上手くしてくれるならいいけど」
これは俺と青にしかできない
男同士の駆け引きなのだ。
どちらが上に立つか、で決まる勝敗。
上はどれだけ下を堕とすか。
下はどれだけ上を煽るか。
下は騎乗位でも主導権を握れる。
上はほとんど主導権を握る。
下が勝つ確率は少ないけど、
上は上でかなり難しいのだ。
これはゲーム。
ただの、駆け引き。
はじめてでも意思疎通するのは
5年以上一緒にいる特権だ。
「桃くん、油断しないでね、
簡単に堕としちゃうから、」
「俺が煽らなきゃ絶対に
たたねぇくせによう言うわ….」
「えーなんで分かるの。
桃くんのS大好きなんだよね」
「きっしょ..」
「そんな僕を好きな桃くんも
同類だと思うけどなぁ?」
「………..ご最もです」
付き合いたてでそういう事をする、
なんだかダメなことをしてる気がする。
青はキスからどんどん下に
攻める方法なのだろう。
休む間もなくキスをする青。
息ができない苦しい俺を堪能してる
軽くサイコパスな青は
頬を赤らめ俺よりもびくびくして
自分を攻められてる気分を味わってる。
本当にきもい。けど好き。w
「う、..青、青っ、んん..〜!」
「くるひい?」
「っぁ…ん”ん”..!あ、、っ..」
青の舌が熱い。
あつあつで気持ちい。
口内を舐め回されて感じる俺、
調教され始めてるみたい。
やばい、こんなん簡単に堕ちる。
「ん…、んんっ..!?!!」
「ここ好き?」
胸、右弱いの知ってたの…?
俺が何時ぞや配信で話したこれ。
まて、こいつ俺の配信
全部聞いてるわけじゃないよな?
「ほら、ばぶは大人しくして?」
「っ..!!はぁ、ふ、おまえ..」
「好きな人のことは
知りたいじゃん..?」
右をしつこく攻めてくる。
左には手を出さないみたいだ。
体が震えて絶頂しそうになる。
けどここでやるのはプライドが許さない。
必死に堪えて目を瞑った。
「あ、目つぶっちゃダメ、
ちゃんと見て。」
「っ…!!?!っぅあぁっ..!
やっ..それや、ほんと..っぅ」
ぱちっ、と弾く青。
こいつめちゃくちゃ上手いぞ..
やばいもう無理..かもしれない、
「いく?いいよ、いって、
我慢しなくていいから」
「っ〜..!!!や..!
青と一緒がいい..」
「!!…は..」
酷く興奮したのかズボンをおろす青。
はやい動きで抵抗ができない。
ていうか理性も保てていない。
「まっ、、!?青..!」
「そんなん可愛すぎるよ、
ただでさえこんなに可愛い顔なのに」
自分のを出してあてがう青。
まだまだ狭いのにいれようと
強引にしてくる。
「先走りヤバいしいれるよ、」
「な、なま..!?!?」
その瞬間激痛が走る。
もう何を言ったかも覚えてない。
目の前が真っ白になる感覚だけ。
「っは..、ぅ、あ、….」
衝撃のあまり一周まわって
言葉が出なくて息が吸えない。
これはやばい、苦しい
必死に息を吸おうとするものの
青は容赦なく奥へといれてく。
いれるたびに近くにある
前立腺が気持ちよすぎるし
何が何だかよく分からない。
目の前が暗くなる。
黒のフィルターがかかってるみたい。
「桃くん可愛い、こんなんじゃ
まだまだばぶになれないね」
「や、やらっ、もうや..」
「自分から誘ったのに?
あー桃くんお仕置きかな?」
「っ!?!やっ..やだ..!!」
「っ..あ”っ!?」
前立腺を擦る青。
青は上下に動かして
俺の耳元で囁く。
「まだまだいけるよね、ばふちゃんっ」
そこからはずっと俺をばぶと呼んで
赤ちゃんプレイたるものをする。
俺が好きで俺がされたい、したい
と思ってることを見据えていた。
「あれ、もう限界なの?」
とか頻繁に言って寸止めする。
いきそうってなった時にするから
本当にタチが悪い。
「うんうん、苦しいね、大丈夫」
「大丈夫だよ、ちゃーんと、っ
気持ちよくしてあげるから..」
俺がわざと締め付けると
青は身震いして寸止めを辞める。
いきそうになる。
苦しい思いが開放された気分。
「っ..いく、僕もういくかも、、」
「っは、っあぅ、あっああっ、!
はや、っく…、うぁ..っ、」
腹に何か生暖かい物が入る。
あつい。あったかい。
ちょっと苦しいけど開放された気分。
青は おやすみ と耳元で言って
俺はその記憶を最後に目を瞑った。
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「…、、ん、…?っ!?!?」
「いったいっっ!!!」
朝目覚めたら腰の激痛。
そして最悪の目覚め。
「桃くんおはよう」
「っ….お前激しくし過ぎだ」
「いやいや、桃くんが
可愛いのがいけないんだよ?w」
「…僕、当分する時こうかも。
止められないよ、本気で」
青は俺の誘いに弱いので
俺のされるがままにされている。
これも意図だと知ったら、
青は驚くかなぁ。
ゲームは腰を痛め瀕死の状態で
大魔王青に勝利って所。
青は自分が勝った気になって
いい気になっている。
当分青は俺に弄ばれてるのに
気づかないままだろう。
「…青」
「ん?」
「朝ごはん作るから、待ってて」
「え!まじ!手料理!やった!!」
媚薬もったろ。w
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ありがとうございました😊✨(満足)
Rってムズいですね!
途中諦めたのは内緒です!!!
余談なんですが、とある
歌い手さんにハマりました
🦁💪!!?🤪💙!!?
(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
では!何か起こる訳もなく
付き合った初日に襲われた話でした!