【続き(ちょっと飛びます&ちょい二次創作🐜)】
ワニー君捕獲から学校の廊下を歩いて俺達、いつもの4人組で会話しながら次、どこに行くか決めながら歩いていた。
「ちょっと汚れちゃったんでわしら顔洗ってきます〜!!」と、アカバが言い、クロノ、レモンの3人でさっき行った廊下を戻って水道のとこへと向かって行った。俺は喉が渇いたから自動販売機に足を運びに行った。
自動販売機に行く途中、この短針中学校に居ない”怪しい”奴がなにやら急いでいる感じに階段を上ってった。今は文化祭。そりゃぁ知らない人も来るかもだが、あまりにも動きが怪しすぎる。少し見えたとこでは”仮面”を付けていた…?時代遅れの厨二病ってやつか…
「……?」
俺は自動販売機に向かっていた足を90°に角度を変え、怪しい奴の方へと向かう。これで不審者だったら”ヒーロー”…になれるかもな。
そして俺はそのまま怪しい奴の行く方向へと着いて行った。
「…屋上?」
なぜかはわからないがあの怪しい奴は、屋上へと行った。屋上に何か用でもあるのか…?この短針中学校の生徒、教師でも無かったから用はないはずだ。
「学校…屋上…」
俺は良からぬ事を考えてしまった。学校などの屋上へ1人で行くパターンは”あーいう”のが入っていることがある。流石にうちの学校でそんな事するやつなんて居るわけねぇ…とは思ったがもしも…本当に万が一と考えると…。
俺は躊躇も無く屋上の扉を開けた。するとあの怪しい奴…”仮面野郎”は俺に銃を向けてきた。そして撃ってきた。咄嗟の判断で俺は竹刀を構え、銃弾を弾いた。
「この仮面野郎が…」
『_―◯◯…』
…は?聞いたことある声だった。そう思った瞬間、仮面野郎が仮面を外した。
「…は?おい、てめぇ…」
俺は失望した。まさかあんな人がこんなクズだなんてな。
「俺の竹刀でぶった斬って…」
『それは駄目だよ”シライ君”。』
「…何がだよ。」
『君がもし”私”に反撃するのだとしたら、クロノ君達はどうなるんだろうね…?』
「…は!?」
そうだ。俺にはクロノ達がいる。もし俺が下手な事でもしたら、こんな奴の事だ。絶対……
『君に選択肢をあげるよ。』
「…早くしろよ。」
早くしないと…もしかしたらアイツらがわんちゃん…
『君は生きるが…クロノ君達が”死ぬ”か、』
『君が死ぬが、クロノ君達は生きるか…どっちを選ぶ?』
「は?」
ふざけてんのかコイツ…でも俺が生きてもあいつらが死んだら…”また”一人ぼっちで学校生活を送ることになる…?また居場所が無く、学校にいき、家に帰り、寝る。という無駄なことしかできない一生を過ごすことになるのか…?
俺が死んだらあいつらは生きる…あいつらはあいつらで楽しくやるはずだ。
「…… 」
だったら俺…”死んでもいい”。
コメント
1件
いやー本当に、最後の『死んでもいい』がさぁぁ 良くないよ!本当に泣いちゃうー! 最高な物語をありがとうᕕ(ಥʖ̯ಥ)ᕗ