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新規ですので界隈のルール等違反していましたら教えて下さい。暖かい目で見て頂けると幸いです。この作品は二次創作になります。ご本人様の目に届くような行為はルール違反です。
この作品はlr×losです。地雷の方は閲覧をやめて下さい。
以上のことを理解頂けましたらお進み下さい。
この先名前は伏せていません。
突然始まり突然終わります。
「あれ。」
収録の休憩中。
ふと顔を上げると、前に座っていた同期…もとい、自分の恋人が寝息を立てて机に突っ伏していた。
ほぼ顔は見えず、辛うじて片目だけが見える状態。でもその寝顔は安らかで、いつぞやに見た何徹もして実験を繰り返していたあの目とは全く違う。
付き合い始めて間もないが、自分の恋人は顔がいいとつくづく思う。綺麗な瞳、その目を縁取る長いまつ毛、収まりのいい唇、それらを主張させすぎない白い肌。そんな彼が、今目の前で惰眠を貪っている。それはもう美しい表情で。
「…俺しか知らねぇよなぁ。」
そう呟きながら、前で眠る愛しい人の髪を撫でる。
「(エデンじゃ、到底見れん。)」
どうか、この美しい表情が無くなる事がありませんように。
lrn…付き合い始めて数ヶ月目。今まで何回か寝顔は見たことがあるが、エデンのゴタゴタによく巻き込まれている(もしくは実験で何徹もしている)為か気難しそうな顔をしていることがほとんどだったので、今回の寝顔を見られて嬉しい。自分から接触はしない。
los…少し休憩をするつもりだったが寝てしまった人。昨日夜遅くまでゲーム配信をしていたので眠たかった。バーチャル東京に来てから寝つきが良くなった気がする。
おまけ
「…。」パチ
「お、起きた?」
目が覚めて一番に見たのは恋人…ローレンの顔だった。なんだかいつもより上機嫌で、ずっとニコニコしている。変な奴だと思いながら、眠ってしまった前の出来事を思い出す。
確か、収録が早めに終わったから休憩時間が長く取れ、仮眠をしようと思って寝たはずだ。30分くらいで済ませるつもりだったが、今は何時だろうか。
「ろーれんくん、今…何時ですか?」
まだ完全に回りきっていない頭でローレンに問う。眼鏡は寝る前に机に置いてしまったから、時計のある場所まで辿り着けない。スマホか時計が見れる彼に頼むのが最善だ。
「今は17時。」
「…はっ?!?!」
休憩が始まったのが15時だった。
ということは私、2時間も寝てた!?
「何で起こしてくれなかったんですか!」
収録が始まるまで30分もない!
自身の頭も完全に覚醒したようで、急いで眼鏡を取ってこようと椅子から立ち上がった。
「レオスが可愛くて。」
ガッタン!!
立ち上がろうとした体は バランスを崩して床に倒れた。
…彼は今何て言った?私が?
「…可愛いって言いました?」
「言った。」
ニコニコと変わらずそう答えた。
いやおかしいだろ。自分はもう三十路の男だ。若い男にならまだしも、自分にまさか使われるとは思ってもいなかった。付き合って数ヶ月は経っているが、“可愛い”なんて言われたことはない。どこをどう見て可愛いなんて思ったのか。
「ま、ずっと思ってたけど。言うタイミングなかったっつうか。」
「はぁ!?私のことどう見えてるんですか!」
「え、マッドサイエンティスト?」
「ちがーう!!」
「あぁ、可愛い俺の恋人。」
にや、と笑ってレオスの頭を撫でる。
「そっちのがいいよな。」
レオスに対してデレデレしないローレンは、どちらかと言うと距離が遠い方だ。適切な距離感を理解し、守り、からかったりする。そんな彼だが、恋人の扱いは完全に分かっている。
今回は不意打ちをつかれた。完全に落とされた。
ポカンとするレオスの頭を再度撫でながら、また笑う。
「俺早めに最終の打ち合わせ行くから、時間までいい子にしてろよ。」
そう言って頬にキスを落とした。
この男は本当に、本当にキザな奴だ。
調子に乗るなと怒ってやりたいところだが、もうそんな気力もない。
「…バカローレンめ…。」
「バカローレンマ!?」
ドアが閉まるほんの少し前にこう吐き捨ててやるくらいしか、今のレオスには出来ないのであった。
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