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めっっっちゃ良いシチュ…!✨ knさん優男すぎて惚れた…
こんにちはー、雨です。
最近連載の続きを出して疲れている…から、気休めみたいな感じで1つ……。
ずっと書きたいな〜、って思ってたシチュ(?)です。
では、深夜テンションの雨による、
「体調不良」
楽しんでいただければ幸いです〜
注意書き↓↓
knshk
2人は同棲設定です
微過呼吸表現有り(shkさん)
R無しです
〜shk視点
shk「ふぁ…、んぅぅ……」
カーテンの隙間から差し込む日の光に、目が覚める。
なんて、どっかの漫画とか小説とかの朝みたいな素敵な空気なんだけど……、
shk「なんか……頭痛い、?」
この通り、頭痛がします。
なんでだろ?単なる寝不足かなぁ…、
今日撮影あるのに……。
shk「……どうにかなるだろ」
どうにかなる精神でいくことにし、階段をゆっくり降りる。
shk「きんときいる〜?」
kn「あ、シャケ起きたの?おはよ~」
shk「ん〜、おはよ」
kn「かわい…(ボソッ)」
shk「え、なんか言った?」
kn「んーん、なんも〜。顔洗っといで、ご飯作って待ってるから。」
shk「はーい」
きんときカッコいいな〜
なんて、ぽやぽや考えながら洗面所に向かう。
普通に、顔洗おうと身を屈めた……だけなのに、
グラッ
shk「ッ…?!」
目の前が歪んで、思わず洗面台に片手をついた。
めまいもする……。大丈夫かこれ?
shk「でも…迷惑かけるわけにはいかないし…」
我慢。
結局、俺にはその選択肢しかなかった。
kn「シャークん〜?大丈夫ー?」
shk「え、あーうん!今行く!」
きんときに声をかけられ、急いで顔を洗って洗面所を飛び出した。
shk「いただきまーす」パクッ
kn「どう?美味しい?」
shk「ん〜〜ッ、うまッ!!やっぱきんときすげぇ!!」
kn「良かった〜」
きんときの料理はほんとに美味しい。
こんなに料理が上手なのに、俺と同棲する前はそんなに自炊はしていなかったらしい。
もったいない〜〜、、。
まあ、俺はきんときの美味しいご飯が食べれてるから、そんなことあんまり気にしてないけど。
美味しくってニコニコしながら食べていると、きんときが不意に俺の頭を撫でてきた。
shk「え、ちょ、きんとき…?何…?」
kn「ん〜?いや、可愛いなって思って。」
shk「なにそれw」
kn「ふふ、なんでもない!ごめんごめん、食べてていいよ」
きんときの手から解放されて、もう一口、食べようとした瞬間だった。
ズキッ
shk「ッぅ、」
頭に鋭い痛みが走った。
多分、さっきまで動き回ってたからだと思う。その代償が来たんだ。
にしても、マジで痛い。え、どうしよ……、バレたくない……
kn「シャークん?どした?大丈夫?」
shk「え?」
kn「ずっと俯いてるから……」
shk「あー、大丈夫大丈夫!ちょっとぼーっとしてたかも…w」
kn「そう?大丈夫ならいいんだけど……なんかあったら絶対言ってね??((圧」
shk「は、はい…」
圧かすごい…w
まぁ、それだけ心配してくれてるってことなんだろうけど……。
でも、ごめん。俺は最後まで隠すよ。
迷惑かけたくないからね…。
朝ご飯を食べてから、2人でしばらく遊んでいた。
やっていたゲームが一段落ついたところで、きんときが不意に顔を上げた。
kn「そろそろ撮影だね。部屋行こっか」
shk「もうこんな時間かー。」
俺ときんときが同棲していることは、視聴者はもちろん、メンバーにも隠しているため、撮影はそれぞれの部屋で行う。
kn「じゃ、また動画で会おー」
shk「ん、またな」
手を振ってお互いの部屋に戻り、俺はゲームの準備を始めた。
nk「揃ったー?」
他wt「揃った〜」
nk「じゃ、撮影始めるよ」
nk「3.2.1.
はいどうも皆さんこんにちは、ワイテルズのNakamuです。」
br「Broooockです!」
shk「シャークんです」
kn「きぃんとき!」
sm「スマイル」
kr「きりやんでぇす!」
nk「今日は何やってくのかと言うと〜……」
kr「〜〜〜!」
br「ーー、〜〜〜!」
sm「ーーー、ー?」
kn「〜〜〜?」
br「〜〜〜!」
wt「www」
こうして、普段通り撮影が始まった。
皆で、最近Broooockが発見してきた謎ゲームをプレイする。
内容はよくわかんない。でも、多分バトル系っぽい?
まぁ、面白そうだしやってみようということになった。
kr「え〜、これ意外とおもろいなぁ」
br「いいもの見っけてきたでしょ〜」
kn「楽しいねw」
大分遊び尽くして、撮影終了時間が迫ってきていた。
体調不良をなんとか隠しつつここまで来たため、早く終わってほしいという思いで頭がいっぱい。
余計に頭痛がひどくなりそう。
nk「ん〜、そろそろ予定時間かなあ…。」
sm「ラスト1ステージ行く?」
kr「スマイル乗り気じゃんw」
br「じゃ、最後に行くか〜」
kn「よっしゃ~、どこ行く?」
nk「俺ここ行きたい!」
kr「えー、俺こっち」
br「僕もきりやんと一緒かなぁ。ここ楽しかったし。」
kn「俺はNakamuの方行きたいかな~」
sm「まだ行ってないしな」
どうやら、皆で最後に行くステージを話し合っているみたいだ。
俺もなんか言わないと……、
ズキィッ
shk「ッ…!」
突然、頭の痛みが増してきた。
我慢しすぎたんだ。
shk「ッ、はぁ、ぅ゙ッ…」
やっべ、声出た、、
kn「ん…?シャークんどした?」
nk「シャケなんかあった〜?」
shk「い、や何も…」
kr「なんか苦しそうだな」
br「シャークんどったの〜」
sm「大丈夫か?どっか痛い?」
shk「いや、ほんとにッ大丈夫……」
じゃない!!!
痛いし、苦しいし…、何これ、なんで急に、こんな……?
shk「ッはぁ、カヒュッ、ゲホッゴホッ、」
nk「ちょっとシャケ?!」
kr「ほんとに大丈夫か?!」
br「え、シャークん大丈夫じゃなさそう…」
sm「おい、どうした?!」
shk「ごめッ、平気…ゲホッゲホッ、ぅ゙ッ…」
やば、苦しい、
shk「ッ、ヒュッうぁ…ゴホッゴホッ」ポロポロ
苦しッ……、、誰か、助け………
バンッ
kn「シャケ!!」
shk「んえ、、」
きんとき……
shk「なんッで…ゲホッ」
kn「シャケ大丈夫、、じゃないよね…とりあえず、一旦水飲もっか。飲めそう?」
shk「ん、…ゲホッゲホッ、ヒュゥッぅ゙ッ~~、、きぃときッ、苦しッい…こわぁ……」ポロポロ
kn「大丈夫、大丈夫だからね……怖いよね……」
きんときは、俺の背中を優しくさすってくれた。
暖かくて大きな手に撫でられて、自然と心が落ち着いていく。
それと同時に、少し呼吸がしやすくなった。
shk「ゲホッ、はぁ…はぁ…」
kn「ん、大分落ち着いたね。はい、水。」
shk「ありがと……」
ペットボトルの水を受け取ってゆっくりと飲み込む。
きんときはその間もずっと俺のことを撫でてくれていた。
shk「ごめん、きんとき……」
kn「ううん、全然だよ。シャケは悪くないから。」
shk「俺、隠してた…体調悪いの……」
kn「うん…」
shk「皆に、迷惑かけると思って…、」ポロポロ
kn「うん…」
shk「言えば良かったッ……ごめんなさい…」ポロポロ
俺が言わなかったせいで、きんときに迷惑がかかった。
皆も、撮影止めちゃったから……。編集大変なのに…、
きんときは優しく聞いてくれてるけど、ほんとはどう思ってるんだろ…?
俺のこと、迷惑なやつって、思ったかなぁ……
shk「ぅ゙~~~~、、」ポロポロ
悲しくなって、また涙が溢れてくる。
お願いだから、嫌いにならないで。
shk「ごめんッなさぃ…、、許して…よぉ、、」
謝るから、お願い……
すると、不意に暖かくて優しいものに包みこまれた。
びっくりして目を大きく見開く。
俺は、きんときに抱きしめられていた。
kn「そっか、皆のこと思ってくれてたんだね。ありがとう。……でも、シャケが具合悪いと、皆悲しいから。早く治してほしいからね。だから、具合悪いときはちゃんと言って?撮影休んでも大丈夫。迷惑なんかじゃないよ。」
きんときは、優しい言葉をかけてくれた。
そんな事言われたら、また泣きたくなっちゃうよ……。
shk「あり、がと……」
kn「うん、どういたしまして。」
きんときの優しい声を聞きながら、俺は意識を手放した。
〜kn視点
やっぱり、シャークんが倒れた。
朝から少しおかしいなとは思っていた。
朝起きてくるのがやけに早いし、
洗面所からも中々戻ってこなかった。
朝ご飯のときも、ゲームしてたときも、時々どこか上の空と言うか、ぼーっとしてることがあったから。
俺が声かけてれば、シャケに我慢させなくて済んだのに。
申し訳ない気持ちで胸がいっぱいだった。
kn「……と、皆もごめん」
眠ってしまったシャークんを腕に抱いたまま、シャークんの机の方に視線を向ける。
パソコンにはゲーム画面が写っており、皆の声も聞こえてくる。
nk「……なんとなく察してたけど」
kr「やっぱ同棲してたんか」
br「こんなところで発覚するとはね…w」
sm「……シャークんは大丈夫なのか?」
kn「うん、今は寝てる。……多分、疲れちゃったんだよ。寝かしといてあげようと思うから、もう撮影終わろ。」
nk「そうだね、エンディングは今度撮ろっか。」
kr「シャークん元気になってからだね〜」
br「早く良くなれ〜って、伝えといて〜」
sm「お大事に。」
kn「ん。じゃあまたね」
他wt「ばいばーい」
皆口々にさよならを言って、順番にゲームと通話から抜けていった。
俺はシャークんをベッドに寝かせ、自分は横に座ってシャークんを撫でる。
kn「ごめんね、しゃけ。無理させちゃって…」
shk「んぅ……」
シャークんは小さく唸って身動ぎすると、少しだけ穏やかな表情に変わった。
ひとまず、咳は落ち着いたみたいだ。
kn「絶対熱出るよなぁ…、」
看病しないと。
早く治してあげないと。
俺は立ち上がって、体温計やタオルなど諸々を取りに下に降りた。
〜shk視点
shk「ん…、」
あれ…?俺、今何して……、
ズキッ
shk「うッ、」
そうだ…俺は体調不良を皆に隠してて、でもバレちゃって、きんときに助けられた。
それで、今は……
多分ベッドの上にいるんだと思う。
おそらく、きんときが寝かせてくれたんだ。
と、そんなことより……
shk「頭痛い……」
なんか、寒気もするし。
熱あんのかなぁ……。
てか、またさっきみたいに息できなくなったらどうしよ……。
そういえば、きんときは?きんときが見当たらない。
shk「きぃとき…?どこ…」
首だけ動かしてみるけど、部屋の中にはいないっぽい。
じゃあきんときの部屋かな?それとも1階?
不安になって、ベッドから起き上がる。
体がふらつくけど、頑張って扉まで歩く。
shk「ッ…きんときぃ…?」
廊下に出て、一歩一歩階段の方へ足を進める。
下からガチャガチャと何かを探し回るような音がする。
shk「1階か…、」
正直、階段を降りるのは怖い。
すると、階段の方からトタトタと足音が聞こえてきた。
shk「あ…、」
この足音はきんときだ。
登ってきてくれるなら部屋に戻ろ……。
そう思って方向転換した、その時。
グラッ
shk「あ、え…ッ?」
油断した。足がもつれてしまい、前のめりになる。
転ぶ……ッ、
ボスッ
shk「わ…ッ」
kn「しゃけ大丈夫?!」
shk「きん、とき……」
すんでのところだった。
俺はきんときの腕に倒れ込んでいた。
kn「もう…、危ないよ?なんで勝手に出てきたの?」
shk「きんとき、いなくて……怖くなった、から…」
kn「ッ!…そうだったんだ、ごめんね。ちょっと物取りに行ってただけだよ。大丈夫。ちゃんといるから。」
ポンポンと頭を撫でられて、抱き上げられる。
kn「病人さんはベッドで休んでてくださいね〜。勝手に歩き回らないの。」
shk「はい…」
頷くと、きんときは満足気に笑ってくれた。それから顔をしかめて、少し困ったように笑う。
kn「これ熱あるなぁ…、w」
shk「えッ、嘘…」
kn「ほんと。シャークん熱出たら中々下がんないもんね……明日病院行こっか。」
shk「え〜〜……」
kn「行かなきゃ治んないよ?w」
shk「……分かった」
kn「いい子。」チュッ
shk「ん…」
良かった、きんときちゃんといた。
俺のこと、抱きしめてくれた。
安心したら、なんだか眠くなってきた。
きんときが看病してくれるから、もう大丈夫だよね…。
早く治して、皆のこと安心させてあげよ…。
瞼が重くなって、目が開けていられなくなる。
きんときはやっぱりカッコいいなぁ〜。
暗くなっていく視界の中でそっと呟いて、俺はそのまま意識を手放した。
終わります!
最後雑でごめんなさい(_ _;)
クソ長くなったし……。
この事件がきっかけで、シャークんときんときの家にはメンバーがよく押しかけるようになったとか……。
ここまで読んでくださりありがとうございました〜!!
楽しんでいただけれは幸いですし、雨も嬉しいです〜!!
では、また次のお話で会いましょう、
おつあめ!