おもらしでオムツはぐっしょりとしてしまっていた。
恥ずかしさとバレたくない緊張でドキドキしている。
(やばいよ…また漏らしちゃった……)
と、突然大きな尿意がさゆりを襲った。
急にきたその波はさゆりの我慢することさえこばみ、オムツをどんどん濡らしていくほどだった。
(……💦💦💦…………)
(なんなの………)
なかなか止まらないおもらしに呆然とするさゆり。
(……ゅり!)
(さゆり!)
母の声が聞こえ急に我に返る。
(ぼーっとして何考えてたの?)
(早く買っちゃうわよ)
母がすたすたと前を歩くが、そのスピードに追いつかない。
さすがに2度のおもらしは紙おむつから漏れてくることはなかったが、吸収体のギリギリのところまできていた。
いつの間にか世間話も終わっていたようで、さゆりのものを母が選んでいる。
オムツが気持ち悪く感じて歩くスピードもいつもよりも遅くなり、
(早くこっち来なさい)
その方向に向かうがなかなかたどり着けない。
(大人のオムツってたくさん種類あるのね)
(ま、ほかにお客さんいないってことはオムツしてる人がいないってことなんだろうけど)
(あなたも社会人なんだからオムツなんてしてないで大人になりなさい)
店内で怒られる。
店員(お探しのものありましたか?)
先程の店員が2人に声をかけてきた。
母(たくさん酒類あって迷いますねw)
(これがあった方がいいってものありますか?この歳でオムツすることになるなんて思ってなくて)
店員(オムツ以外だと、おねしょシーツとか紙おむつ用のゴミ箱とかあると便利だと思います)
(それと紙おむつもテープタイプとパンツタイプがあります)
(パンツタイプだと自分でお着替えできるのでいいと思います)
母(なるほど、パンツタイプのオムツですよね)
(それを忘れてたわ)
(オムツってテープのイメージしかなくてw)
店員(今は真っ白じゃなくてオシャレなオムツもたくさんありますよ)
(お嬢様くらいの方のオムツもあるので、ぜひご覧下さい)
(ご案内させていただいてもよろしきですか?)
母と二人の会話かどんどん進んでいく。
オムツの前に来た3人。
店員(こちらになります)
(カラフルでデザインもしてあるので赤ちゃんや介護用品とは見た目もかわっています)
たしかにそのオムツ水色やピンクなど多種そろえられていた。
そのとき店員が母に
(お嬢様おもらしされてるんじゃないですか?)
(間違えてたら申しわけないんですが…)
と言うと
母は驚いたようにさゆりの方を見て
(おしっこしたの?!)
(オムツみせてみなさい!)
急に言われたものの店員にまでおもらしがバレていたのかと思うと気持ちが焦ってしまい答えることができずただドキドキしながら下を向いているだけだった。
しびれをきらした母がさゆりのスカートを捲り上げ右手で股を抑えてオムツが濡れているか確認しだした。
(これはなに?)
(おもらししちゃったの?)
(おしっこしちゃった?)
強い口調で言うがさゆりは何言えない。
ただオムツの気持ち悪さとおもらしがバレた恥ずかしさと戦っていた。
母(もうこの子は!)
(すいません、オムツ変えさせていただいてもいいですか?)
店員(はい、オムツはどうされますか?)
(布おむつされます?)
母(そうですね、布おむつさせます)
(早くしないとまたおもらししちゃったら大変だし)
店員(こちらにもオムツ替えスペースがありますのでご利用ください)
案内されるさゆり。
そこにはベットはなく、ただ少し広い部屋だった。
母(はやく!)
急かせる。
店員はそこにはいなかったが大人になってオムツ交換されるのは恥ずかしさを感じないわけがない。
おむつカバーを外され、紙おむつも外される。
さゆりのおもらしをたっぷり吸った内側が1度のおもらしではないことをものがたっていた。
母(こんなになるまで言わないなんて気持ち悪くないの?)
(赤ちゃんと同じよ!)
赤ちゃんと同じと言われ、恥ずかしい感覚がさらに大きくなる。
まだ支払いを終えていない布おむつの封をあけ、おむつカバーに重ねていく。
アルファベットのT字型に置かれたオムツは10枚以上だったが、仰向けの体制のさゆりの視界には入っていない。
母に両足を持ち上げられ、お尻を浮かせられ、そこにオムツが敷き込まれる。
一般的な赤ちゃんのオムツ交換と全く同じだ。
布おむつの前当て、さらに横からも守るように布おむつが当てられていく。
そのあと、しっかりとおむつカバーを止めてオムツ交換が終わる。
そうして子供のように母親にスカートを履かせてもらうさゆり。
母(できたわよ)
(いつまで寝てるの!)
(早く起きて!)
起き上がろうとしたがもこもこにされた布おむつのせいでいつものように起き上がることが出来ないでいた。
なかなか起き上がらないさゆりの両脇に手を入れ上半身を起こす母。
その時、さゆりの視界に入ったのは見たくもない光景だった。
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