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#元カレ
まぁ
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芙月みひろ
442
黒歴史つくーる
77
私は徹さんのシャツの袖を引っ張って駅までを急ぐ。
―― 今から西口さんが出て来ると思うから
今日の西口さんに、徹さんのお迎えを見せるのは良くない気がした。
「お腹へっちゃった、フフッ……」
もう大丈夫かと、速度をゆるめて徹さんを見る。
―― あ……三神先生だ
パールホワイトの車の運転席の三神先生と一瞬目が合った気がしたけど、気のせいだろう。
「俺も」
「うちで食べる?」
「そうする」
「何があったかなぁ」
駅が見え、向かいから歩道を歩いて来る人が増えると、徹さんが前を歩いて
「何でもいいよ」
とチラッと私を振り返った。
「バイクは?」
「会社に置いて来た」
「そうなんだ」
と電車で立ったまま話をする間も、夕飯のメニューを考える。そして、電車を降りた時
「ケチャップ、買って帰る。オムライスに足りなさそうだから」
とやっと決めた。
「俺もビール買う」
最寄り駅前のコンビニへ入ると
「おっ、新発売チョコ」
と徹さんが私に見せてから、小さなカゴに入れた。
「買うの?」
「樋代のデザート」
「ありがとう!楽しみ」
ケチャップも買ってくれた彼とアパートに帰ると、私は小さな台所に立つ。徹さんはビールとスマホを持って、オムライスの完成を待っている。
「樋代、結婚したら奨学金返済、俺も少しは手伝えると思う」
―― ぇ……?
私の手が止まった。ケチャップライスを炒める音と混じって聞き間違えたかな、と後ろで半分寝そべっている徹さんを見ると彼はスマホを操作している。
―― 後でちゃんと聞こう
まだ奨学金完済のことは話していない。でも、彼が将来のことをそこまで考えてくれているなら私も安心して、これからの話をすることが出来る。
コメント
3件
樋代ちゃん!徹の話をきくのが先よ!絶対に! 自分の話は聞いてからよ〜く考えて! そして返済完了のことは言っちゃダメ〜! 樋代ちゃんは思いやりがあるから、西口さんに対してもそうだったように。 だからほんとにダメダメ〜🙅♀️
どんどん怪しさが増す😱

何を企んでいるの😱