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羽宮しずく🍀🌧️
21
#ハッピーエンド
れもん データ飛んだ人
198
短いです!
わたし、海野しずくはクラスに馴染めていない。わたしはそう思う。
今は夏休み前。今行動しないとこれからの学校生活が今よりずっと憂鬱になるだろう。そうわかっていてもそう簡単にわたしの体は動いたりしない。今だって授業を途中でぬけてきて保健室のベッドで休んでいるところだ。
「んー、わたし、どうすればいいのかなぁ…」
なんてわたしが独り言を言っていると、とてとてと可愛らしい足音が近づいてくる。足音がやりなんだと思ったらドアがものすごい勢いで開く。
「じゃあ、るなと一緒にいればいいよ!」
と場違いにも聞こえる明るく可愛らしい声が響く
「ふぇ、あ、あの…月城さん?」
月城さんは少し前に転校してきた子でぱっちりとした水色の瞳に、腰まで綺麗に伸びた薄いピンクの髪をツイン三つ編みにしている。つまりは美少女でクラスの中心にいつも立っている。
「るなでいいよ!」
「るな…さん?」
「もう一押し!」
「…るなちゃん」
「よくできましたー!」
とるなちゃんはいってわたしの頭をにこにこしながら撫でてくる。
「えと、あの、どうしてつきし…るなちゃんがここに?」
「んー、よくわかんないけど、しずくとるなに同じものがある気がするの!」
「同じもの?」
「んー、なんだろ。しずくは近くにあるはずなのに越えられない壁。」
「うっ」
「でもそれになにか理由があるんでしょ?」
んー、どうだろ…わかんないや自分でも。
「で、るなはー、なんだろ。…まぁそれも2人で探しに行こうよ!」
「う、うんっ?」
「と、ところで最初に言ってた『るなと一緒にいればいいよ!』って…?」
「…忘れちゃったっ☆」
るなはてへっといったような表情でウインクする。
「そ、そうなんだっ」
「でもね。」
「よくわかんなくても、忘れちゃったとしても、るなの相手はしずくじゃなきゃ嫌だから。」
「そ、そうなんだ?」
妙に真剣な眼差しでいうから納得しちゃった。かも。
「えと…あの、わたしが必要とされてるのは嬉しいんだけど…具体的にはどうやってそれを探すの?」
「…それはね~、放課後教えてあげるっ」
「校門前集合ね!」
嵐のようにやってきて嵐のように去っていったな…で、でも嬉しかった…
~~☆~~☆~~☆
「あ、しずく。来てくれたんだっ」
「う、うん」
「じゃあ早速…こっち来てっ」
るなちゃんにぐっと手を引かれる
「わっ、」
「しずく、ごめんね。痛かった?」
るなちゃんは申し訳無さそうにまゆを下げて上目遣いでこちらを見つめてくる。
わたしよりるなちゃんは少しだけ背が高いから今は少しわたしから手を離して膝に手を置いてすこししゃがんでいる。
…可愛い。
「あ、えと、ううん、手を繋がれることあんまりないからびっくりしただけ。」
「だから…あの、嬉しい…」
わたしがそう言うとるなちゃんは少し頬を染めてはにかむ
「…ならよかったっ♪るなも、しずくと手を繋げるの嬉しいっ」
「じゃあ行こっか」
るなちゃんはそう言ってもう一度わたしの手をとる。喋ったのは少しの間だけど…わたしはるなちゃんとならどこまでも行けそうだな。そんなことを思った。
コメント
5件
ええ〜〜!!保健室のシーンからもう胸きゅんが止まらなかった😭💕 るなちゃんの「じゃあ、るなと一緒にいればいいよ!」って登場の仕方、主人公がビビってるのに逆にこっちがときめいたよ…! 「しずくとなんか同じものがある気がする」って言葉、すごく不思議で気になる。手を繋いで「るなの相手はしずくじゃなきゃ嫌」って真剣な目で言うところ、反則過ぎる!! この2人の距離がこれからどう縮まるのか、まじで続き気になる〜〜!!🌸