桜「っ、!!?」
(頭の中から声が聞こえてくる)
桜「ぁ…が…」(顔色が悪くなってくる)
楡井「桜さん、?どうしましたか、?」
やめろ、やめろやめろ、こんなこと思うな、
桜「ぁ…ヒュッ…」
蘇枋「桜くん、!?大丈夫?!」
桜「カヒュッ…ヒュッ…」
(その場にへたり込む)
蘇枋「過呼吸になってる…桜くん、大丈夫だよ。ゆっくり深呼吸して。」
桜「ハッ…カハッ…ヒュッ…」
楡井「桜さん、だ、大丈夫ですか、!?」
桜「ぁ、がッ…ヒュッ…カハッ…」
安西「お、おい、大丈夫か、!?」
何だ…これ…
だんだん…意識が…
桜「ぁ、カヒュッ…カッ…ハッ、アガッ…」
「さ__くん、!」
「さく__ん、!!」
「さく_さん・くん、!!」
桜「っ…、」
(地面に倒れる)
(目が覚めると暗い空間に来る)
ここはどこだ…?
暗い…寒い…
っ…、!?
(小学生の頃)
みんな「きーえーろ、きーえーろ」
「気持ち悪ー、」
「消えろよ」
「変なのー」
(両手で耳を塞ぎながら)
桜「やめろ…やめろやめろ、やめてくれ…っ…」
これ以上…思い出させないでくれ…
誰か…っ…助けて…くれ
「きーえーろ」
「きーえーろ」
「きーえーろ」
「きーえーろ」
桜「っ…ぁ…カハッ…」
呼吸が浅い。
息が苦しい。
桜「カヒュッ…ぁ、ヒュッ…ゲホッ…」
助けて
桜「助けて、くれ、ヒュッ…だ、れか、」
助けて
桜「ぁ…カヒュッ…」
助けて
桜「あ…ヒュゥッ…」
桜「っ…、!!――」
そうだ…俺には…
俺を助けてくれる奴なんて一人も…
家にも帰んねぇといけねぇのかな…
(声が震えてくる)
今家に帰ったら殺されるのかな…
そもそも、あいつら(楡井や蘇枋)と出会ったこと自体、夢だったのかな…
俺に仲間っていう存在が出来たのも嘘だったのかな、
ああ…、
っ…!
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