白「寂しい?」
兎「当たり前じゃないですか。一人で住むには広すぎますよここ」
白「まあまあ、そのうち慣れてくるって」
兎「いつかは一人に慣れてしまうものなんでしょうか」
白「そうかもしれないけどまだ先のことでしょ。今はその時が来るまで楽しめばいいんだよ」
兎「楽しむって何をするの?」
白「兎川さんは何をしたいかしら?」
兎「うーん、ショッピングに行きたいかなぁ。あと美味しいもの食べたい!巴さんは何かしたいことはありますか?」
白「そうね……服をたくさん買いたいかしら。あと甘いものも食べたいわね」
兎「なるほどなるほど。ではまずはショッピングに行きましょう!それからカフェでお茶をしてその後スイーツを食べに行くというプランでどうでしょうか!」
宇「いいと思います!行きたいところ沢山ありますね」
兎「それじゃあ決まりだね。楽しみだなぁ」
宇(本当に楽しみなのはショッピングだけなんだろうか?)
宇「おはようございます!昨日はよく眠れましたか?」
兎「うん!バッチリだよ」
白「はい、とてもよく眠りました。おかげで朝ごはんまで作ってしまいました」
宇「えっ凄い!巴さん料理できる人だったんですね」
白「まぁこれくらいしか取り柄が無いものですから」ハハッ 宇「いえいえとんでもない!尊敬します!」
白「そう言ってもらえると作った甲斐がありました。良かったら食べてくださいね」
宇「いただきます!美味しいです!やっぱり巴さんの手料理最高ですね!」
兎「うん!どれもこれも全部美味しいや」パクパクモグモグ 白「そんなに急いで食べると喉を詰まらせてしまいますよ。ゆっくり召し上がってください」フフッ 宇「幸せすぎて涙が出そうです」ウルウル 兎「分かるよ、その気持ち。なんだかこう胸の奥がきゅっと締め付けられる感じになるんだよ」
白「(このまま時間が止まればいいのに)」
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