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・ワンクッション
・二次創作あり
・キャラ崩壊あり
・いつもより長い
・下手
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太陽の光がカーテンの隙間からこぼれ、その光が顔にあたり目が覚める。朝早く起きただけで、それ以外はいつもと変わらなかった。
今日は映画を見る予定だった。
飼い主と犬の壮絶な旅の感動ストーリー
pn「絶対泣く…」
そう呟きながらも、飲み物とお菓子を用意し、テレビで映画を映して映画を見る準備をした。
映画が後半へ差し掛かった時、俺はそれを見て悲しくなった。
泣きそうになった時
“ポロン”
と木琴がなったような音がした。
映画の演出かと思ったが、その音は連続でなりさすがに違和感を覚えた。
ふと床を見てみると、キラキラと光る星のような物が床に散らかっていた。
金平糖かと思い、拾ってみるとそれは金平糖ではでない輝きを放っていた。
俺は映画をとめ、小さめな瓶に金平糖部類を瓶に詰めた。
どうせntjo組のメンバーがプレゼントでくれた物を食べてたら気づかないうちに落としていたんだろう。
そう思った。
また映画を見ていると、再び
“ポロン”、”ポロン”
今度は音が大きく、その音が俺の目から聞こえると気づいた。
また床を見るとまた金平糖らしいものが床に落ちていた。
pn「なんだよこれ…?」
俺はただ事でないことを察知し、その金平糖部類を再びにつめ、病院へと向かった。
────────────────
病院から家に帰り、診断書を眺める。
どうやら俺は「星涙病」らしい。
星涙病は片思いをすると涙が星に変わってしまうものらしい。
治す方法は両思いになり、それをお互いに気づくこと。
そんなの非科学的だし、どっかの二次創作系の作品でありそうなものだ。
しかも俺の恋は特殊だし、絶対に結ばれないことは分かってる。
そもそも性別が違ってるし…
医者は早めに両思いになって気づくことと言っていたが、こんな恋をしてから言って欲しいものだ。
俺はある人に電話をかけた。
rd「もしもし?」
いつもの落ち着く声で話しかけてくる。
俺は今から家に来るよう言った。
rd「はぁ?まぁ暇だしいいけど」
俺はこの返事を聞き、ありがとうと返事をした。
俺はこの診断書を隠し、あいつが来るのを待った。
────────────────
数十分後、家のインターホンがなり玄関を開けると「よっ」と返事をされた。
俺は入るよう促し、リビングに案内させた。
rd「どうしたの?」
あいつがそう質問をする。
pn「とりあえずゲームしよ」
俺がそう質問を投げかける。
あいつはポカンと顔を浮かべ、軽く笑い了承をした。
ゲームの最中、あいつは再び質問を投げかけてきた。
rd「何かあったの?」
俺は深呼吸をし、あいつの目を見て言った。
pn「俺のこと好き?」
あいつは少し考えた後、口を開けた。
rd「嫌い」
俺は心が砕けそうだった。
冗談だと分かっている。だけど、苦しかった。 悲しかった。
そのせいでまた目から星がでてきた。
ポロン、ポロン、嫌な音が鳴る。
慌てて全て拾い、見られないようにしたかったが…
その行動は虚しく、すべてみられてしまった。
俺は本当に嫌われないように色々嘘の理由を話した。
でも、無駄だった。
rd「病気?」
その単語で目の前が真っ黒になった感覚がした。
嫌われた。
そう感じたからだ。
pn「帰って」
咄嗟にその言葉が出た。
合わせる顔がなかった。
rd「え?」
pn「帰ってよ!!」
俺は無理やり外へ追い出した。
最悪だ。
聞かなければよかった。
あのままの関係でいれば良かった。
俺は目から落ちる星を掴み、床に叩きつけた。
星が少し欠ける
俺は少し疲れて仮眠をした。
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しばらくすると家のインターホンがなった。
玄関を開けるとntjo組のメンバーがいた。
sn「pnさん、何やってたんですか!」
その問いに少し間が空く、呆れたkrさんがその問の答えを言った。
kr「俺ら今日遊びに行く予定だったでしょ?」
俺はntjo組のグループLINEを見て、気づいた。
pn「ほんとだ、ごめんなさい忘れてました。」
沈黙が流れる。
tr「お前どうした?」
pn「え?」
意味がわからなかった。
いつもの俺を演じたつもりだった。
こいつらには敵わない。そう感じた。
俺は全てを話そうと、家に入れた。
3人をリビングの椅子に座らせ、病気の話をした。
俺が星涙病のこと、あいつに恋をしていること。
嫌われたこと。
全てを話した。
みんなは特に返事をせず、黙って話を聞いてくれた。
俺が星を流した時も、krさんは席を立ち、俺の背中をさすってくれた。
優しさが心にしみた。
だが、目に異変を感じる。
机が灰色に見えたのだ。
前を見ている。
krさん、snの髪色が灰色に見えた。
ほとんどの色が見えない。
医者はこの調子だと1ヶ月で完全に色が見えなくなると言っていたはず。
あまりにも病気の進行が早かったのだ。
trの服は見える。
だが、それ以外は見えない。
どこを見ても灰色、灰色。
訳が分からなくなってきた。
意識が薄くなって来た。
焦りのせいだろう、俺は自分から目を閉じた。
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krさん目線
pnが倒れた。
本人は色が見えないと焦っていた。
俺達はすぐ救急車を呼んだ。
病室で寝ている姿を見続けるのはあまりにも辛いものだった。
snくんは椅子に座り、顔を手で覆い静かに泣いていた。
trも少し悲しそうな顔をしていた。
その瞬間、後ろから勢いよく扉が開く音がした。
その人物はpnが好きだった人物。
そして、嫌いと言った人だ。
rd「ぺいんとは、だ、大丈夫なんですか?」
そう焦りながら言ってきた。
その言葉に少し怒りを感じた。
kr「その前に、自分が何をしたか言ってみて。」
俺はそういった。
その人物は少し間を空け、俺に深く礼をした。
rd「…すいません、俺があんなこと言ったから。俺が嫌いだなんて冗談を言ったから…」
rd「pnはいつも通りだったので…なにかの冗談かと思ったんです。」
rd「本当にすいません。」
俺はその話を聞き、その人に思いっきりビンタをした。
その人は叩かれた頬を抑えた。
kr「ふざけないで」
kr「お前のその言葉、その目、その態度、全てが、pnを傷ついたんだよ。」
俺が全てを話終わる前に気づけば涙を流していた。
pnの事を話そうとすると、もう会えないのかと不安がよぎってくるからだ。
kr「しばらく俺らは外にいるよ。」
kr「だから、その間にpnに謝って、もうここには来ないことを誓って」
そう俺は言った。
rd「分かりました。」
そう言われた後、trに合図をし、snくんの手を引いて外へ出た。
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rd目線
krさん達が外へ出た後、俺はsnが座っていた椅子に座った。
俺は顔を俯きながらもpnの顔を見て話した。
rd「ごめん、pn」
rd「俺が悪かったよ」
rd「最初は、pnも冗談で話してると思って嫌いだなんて言ったけど、本当は好きだよ」
rd「嫌いなわけないじゃないか」
rd「pnの目から星が出た時は最初は驚いたけど、家に帰ってから調べて気づいたよ。」
rd「pn、お前恋してたんだな。」
rd「なにが片思いだよ。」
rd「両思いに決まってるじゃないか。」
rd「好きだよ…愛してるよ」
その言葉を言った時、涙が溢れてきた。
拭っても拭っても涙が止まらない。
pnもこういう気持ちだったのだろう。
いや、これ以上だったのだろう。
俺はpnの上半身を軽く抱き上げた。
俺は、ひたすらごめん、ごめんと言った。
ごめんと言っているとき、pnが少し動いた気がした。
俺は俺はpnを顔を慌てて見た。
pnは静かに目を開け、俺の顔を見た。
俺はpnの名前をいい、強く抱き締めた。
生きていた。
俺はpnを優しく置き、扉の外にいるkrさん達にpnが起きたと伝えた。
3人は俺を押しのけ、pnの方へ行った。
pnは3人ともと楽しく話している。
snは大きな声を出して喜び、trとpnに怒られていた。
俺はここにいる資格はないと思い、帰ろうとした。
そしたらpnは俺の方を指さし、krさんと話していた。
krさんは少し悲しそうな顔をし、俺へこっちに来るよう手招きをした。
pnは俺に緊張してる感じだった。
俺は戸惑っているとpnは口を開いた。
pn「初めまして…おれ、pnって言います。」
pn「よろしくお願いします」
意味がわからなかった。
新手のドッキリだと思ったが、pnの顔からはそのようなことは感じられなかった。
krさんと俺は外に出て、krさんに聞いた。
rd「どうしたんですか?」
怖かった。
pnに何があったかがどうしても気になった。
krさんは少し気まずそうにしながらも、答えてくれた。
kr「pnは、rdさんとの記憶をなくしてしまった。」
kr「星涙病にも、そのような症状があるんだよ…ごく稀にだけど。」
kr「多分pnは泣きすぎたんだ。」
kr「まだ、まだrdさんだけだけど、この後に俺達、ntjo組の記憶も、家族の記憶も、自分のことも全て忘れるだろう。」
目の前が真っ黒になった。
悲しみが抑えきれなかった。
膝から崩れ落ち、大泣きしてしまった。
情けないことだとは感じていた。
けど、辛かった。
もう、もう俺の事を思い出してくれないかと思うと嫌だった。
kr「でも、rdさんにやって欲しいことがあるんだ。」
kr「pnに告白をして欲しい」
俺は何言っているのかが分からなかった。
もう俺の事覚えていないんだし、意味ないだろう。
そう思った。
kr「pnには、ほんの少しだけrdさんとの思い出が残っていると思う。」
kr「pnもrdさんのこと俺が思っている以上に好きだったと思う。もしかしたららっだぁさんが告白してくれたら、pnの病気が治るかもしれない。」
kr「だから、お願いだ。」
kr「お願いだから…pnを助けてくれ」
krさんは俺の手を掴み、懇願をした。
俺の手に冷たい物が当たった。
rd「任せてください。」
俺は覚悟を決めて扉を開けた。
snとtrは俺の顔を見て、この部屋を後にした。
俺は椅子に座り、pnの顔を見つめる。
緊張する。
振られたら?
俺との記憶を完全に消えていたら?
俺と話してくれなくなったら?
俺と会えなくなったら?
そういう不安が頭をよぎる。
pn「あの、らっだぁさん。」
そう言い、pnは俺の手を握る。
pn「大丈夫ですか?」
俺はその声を聞き、話し始めた。
rd「俺は、俺は、pnのことが好きだよ。」
rd「ずっと、好きだったんだ。」
rd「pnと話す時が1番楽しかったし、pnの笑顔を見るのが大好きだった。」
rd「たとえ記憶が失っていたとしても、俺はまたpnとの思い出をまた残していきたい。」
rd「pn、付き合って欲しい。」
静かだった。
鳥の鳴き声、病院の人達の話し声。
全てが聞こえる。
不安と緊張で俯いていると、pnの手が俺の頬に触れた。
それは、krさんのビンタほど痛いものではなく、暖かく、心地よかった。
pn「俺は、rdさんとの記憶はないよ」
pn「しかも、rdさんにはどんな素敵な色があるのかも今は見えない。」
pn「けど、けど…なぜか、」
pn「胸がこんなに暖かいんだ。」
pn「嬉しい、そんな感情が俺にあるらしい。」
pn「僕で良かったら、rdさんとの思い出、rdさんの色を沢山見てみたいな。」
その言葉を聞いた瞬間、俺はpnを強く抱き締めた。
嬉しかった。
お互いの気持ちを確かめきれたんだ。
だが、抱きしめた瞬間、肘が当たりナースコールに当たってしまった。
その音を聞き、krさん達と、医者達がわらわらと集まってきた。
俺は慌てて、状況を説明しようとした。
が、pnの様子を見た医者は、pnと付き合った時に出た星を食べて、言った。
医者「付き合えたんだ。よかったね」
医者は、pnを再び診断し、調子がよくなっていることと、記憶ものちに戻ることを教えてくれた。
二度とこんなことが起きないように、
pnを離さないように、寂しくならないように。
俺はpnにピンク色の胡蝶蘭を送った。
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はい、スクロールお疲れ様でした!
すいません、本家様の設定を少し変更しました!
いつもより長くなってしまってすいません!!
今日の夕方にご報告をしたいと思います。
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