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「もしもし?どうしたの?」
微かに聞こえて来る男の声。
相手は俺の知らない男なんだよな……。
って、こんな事今に始まった事でもないのに何でもやもやするんだよ。
「え?別に何でもないって!ちょっとお腹痛かっただけ!他に用事ないなら切るよ?今暇じゃないから!」
実由はそう言って電話を切った。
「相手……何か用あったんじゃないの?」
「ううん、特にないみたい」
「そう?っていうか、お腹痛かったって体調悪い?」
「あ!違うの!ちょっと落ち込んじゃってたから……あっ!違う!全然落ち込んでないっ」
一瞬で全部察した。
やっぱり花火大会の日断れば良かった……。
その後悔もあるし、実由が落ち込んでいるのを察して心配して電話してくる男もいるのか。
何にも思ってない異性ににそんな心配の電話なんか普通しないよな。
「あのっ!それと!今の電話浮気とかじゃな*********************
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