コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
視点は戻り、雪翔へ
光輝が兄さんに首根っこを掴まれ、引きずられていく、それをショッピが笑うという構図を見ながら、
しょんぼりしてるゾムさんと、ショッピと一緒に来た道を戻る。
『あの、ゾムさん?でしたか?お名前は…?』
zm「…鳥居 希。」
『先輩…ですよね?』
zm「おん。光輝の一個下やで。」
『ん?下?え、希さん、あなた今いくつです…?』
zm「ゾムでええ。敬語もいらん。17や。」
『え、じゃあ、光輝は18⁉なんで、1年⁉』
zm「素行が悪くて留年中や。俺が1年のとき当たり前のように教室におったで。」
『意外…昔からの腐れ縁とかかと…』
shp「ゾムさん、1年の時、光輝さんに恋したらしいっす。
なんなら、家に頻繁に遊びに行ってますよ。」
zm「///そこまで言わんくてもええやろ!」
ゾムが、顔を赤くしてショッピを叩く。
shp「痛っ!ホントじゃないですか!」
zm「そうやけど!」
『あれ?ゾムは光輝に告白しないの?』
zm「それは、その…」
shp「光輝さんに告白して、振られたらと思うと勇気が出ないらしいっすよ。
味方最大の脅威なんて言われとるのに。恋に臆病なんすよ。」
『なるほど…でも、告白しないと気持ちは伝わらないよ?』
zm「…!分かった。今度呼び出して告ってみる。」
『うん、そうした方がいいと思う。』
shp「あ、ゾムさん、2年ココっすよ。
…ゾムさん、同じ生徒会メンバーとして教えてあげます。告白、成功しますよ。絶対。」
zm「ッ、おう!」
ゾムさんは2年の教室に入っていった。
ギザ歯を覗かせて笑いながら。
『ショッピ、告白成功するってなんで分かんの?』
shp「あぁ、俺、光輝さんから相談受けてたんすよ。
いつも冗談みたいに言ってるけど、ゾムのことが本気で好きだって。
告白したいけど、振られたら立ち直れねぇ…とも言ってましたね。」
『なるほど、それで絶対成功する…かぁ。』
shp「俺のはまだ分かりませんけどね。」
『?ショッピ好きな人いんの?』
shp「はい。」
『へー、ショッピが選んだ人だから、いい人なんだろうな!』
shp「はい、いい人っすよ。すごく。」
『だよな!』
後日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光輝side
ゾムからLIMEで屋上に来てほしいと言われた。
俺が意を決して屋上に向かうと、ゾムがそこに待っていた。
『ッ、なぁゾム。どうしたんだ?屋上に呼び出すなんて。あ、まさか、告白かぁ?』
おどけた様子でゾムに笑いかけながら言う。
zm「光輝、真剣な話なんや。聞いて…くれるか…?」
『なんや、改まって…どうしたん?悩みでもあるん?』
zm「悩み…と言ったら悩みやな。俺さ、好きな人おるんよ。」
『え?うそ…あ、いや、ちゃうわ。うん、それで?』
zm「俺、その人に告白しよおもて、ココに呼び出してんねん。」
『ッ、そう、なんや。それが俺になんの関係があるん?』
zm「今から告白すんねん。よう見といてや。」
『え?あ、おぅ。あ、だったら、俺隠れたほうが…』
zm「いや、そこにおってや。」
『?わ、分かった。』
ゾムが歩み寄り、俺の手をとる。
zm「なぁ、光輝、俺は光輝のことが好きです。俺と付き合ってくれませんか?」
『!』
ふと、頬を温かいものが伝う。
zm「⁉な、なんで泣いてるん⁉そ、そんなに嫌やった⁉」
『ち、がっ』
zm「?なぁ、光輝、返事は?」
ゾムのフードの両端を掴み引き寄せる。
zm「⁉」
軽くリップ音がなる。
『これが答えや。分かったか?』
zm「OKってことやんな…?」
『それ意外何があるん?』
にひひと笑う。
zm「っ、そっちから、したんやからな?」
『んぇ、何が…』
頬を包み込まれ、ゾムの方に引き寄せられる。
再びリップ音がなる。しかし、今度はすぐに離れない。
「ん、ふ、…んぁ…ふ…はぁ」
ちゅ、ちゅ、とリップ音が続けてなる。
どちらのかわからない吐息が二人の脳を溶かしていった…
翌日ーーーーーーー
雪翔と、ショッピのスマホから、通知が同時になる。
二人は顔を見合わせ、スマホを取り出す。
朝から、光輝とゾムを見ない。
二人のスマホ画面には、付き合ったの5文字が表示されていた。
二人で遅刻しているのだろう。
朝からいない二人に向かって思いをはせた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、今回は、ゾムの告白回でしたね。
本当にすいません。どうしてもこうしたかったんです。
割りと満足です。
ゾムはどうしても光輝落ちが良かった…
個人的にはおいしい!ってなってます。
これからは、イチャイチャさせます。すごく!
何なら、zm×koとshp×ykのダブルデート(?)も書きたいです!
番外で書こうかな!
見たいって人は♡つけて下さい!
以上、金の亡者でした〜
NEXT♡10