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呪術廻戦 ヨリ 夏油傑×五条悟 ⚠️美容師×ホストパロ、平和軸
~ 設定 ~
夏油傑(ゲトウスグル)
19歳、♂、高卒で、中学ではヤンキーだった。高校で丸くなって、社会人を目指していたが、妹(9)に美容師が似合いそうと言われ、美容師を目指す。高校卒業後上京し、都会の有名な美容院で働く。店長がいないときに代理を務めるほど仕事ができる。クレーマー対応が得意で、毎回同じ美容院の人に呼び出されてはクレーマーに正論をぶつけて出禁にしている。
五条悟(ゴジョウサトル)
19歳、♂、大学生。京都に実家があり、家柄が良い名家。次期戸主になる予定だったが、もっと普通の学生をしたかったため一人で上京してきた。家からの仕送りはあるが、それでも足りなかったため自分のできる仕事を探した。堅苦しい会社は嫌という気持ちが強くあり、そんな中でホストにスカウトされてまんまとなった結果、自分に向いていることが判明。それから続けるようになった。夏油が働いている美容院はお気に入りの店。お坊ちゃまだったため自分で髪が切れない。(性格は原作の大人五条、一人称は俺)
カランカラン…
7月、外は熱に包まれていた
そんな中、涼しげな音とともに美容院のドアが開く音、客が来た
夏「いらっしゃいま..」
息を吞んだ。
初めましての来客、靡く白髪、海のような瞳、白く染まった綺麗な睫毛、ほのかに桃色の潤った唇。
海外の方か…?そう疑うほど、綺麗だった。
夏「ご、ご予約された方ですか?」
五「はい、五条です」
夏「五条…悟様ですね、こちらへどうぞ」
がっつり日本人だった…。
にしても顔ちっっっちゃ!!!足なっっっが!!!
夏「では、こちらに腰かけてくださいね」
五「はーい」
ふぁさっ
夏「今日はどのくらい切りますか?」
五「んーと、前髪は目にギリギリかからないくらいで、後ろは下の方少し剃って、今よりちょっと短くするくらいで大丈夫です」
夏「了解しました、あの、ちなみに…」
五「ん、この髪でしょ?地毛だよ地毛、よく聞かれるんだよねー笑」
夏「そうなんですね…じゃあ睫毛も瞳も?」
五「うん、綺麗でしょ?笑」
夏「はい、とても綺麗です」
五「え、?あ、ありがとう…?」
ハッ…つい素直に答えてしまった…キモがられてないか???
夏「じゃ、じゃあ!切りますね!!」
五「は、はい!お願いします」
転換強引すぎるだろ私!!何してるんだ!!!
夏「五条さんはお仕事何やってらっしゃるんですか?」
五「俺はねー実はホストやってるの」
夏「ホスト..ですか、たしかに」
五「確かにってなに!?笑」
夏「いや、悪い意味じゃなくて!!顔立ち整ってるしなぁと、」
五「ありがと、よく言われる」
五「姫にも『五条は顔だけは120点』って裏で言われてたしねー笑」
夏「顔だけじゃないと思いますよ、きっとお優しい方だ」
五「…そっかぁ、そうだよねぇ~やっぱ俺ってGLG(グッドルッキングガイ)だし」
夏「はは」
五「苦笑い!!」
夏「――よし、終わりましたよ」
夏「こんな感じで大丈夫でしょうか?」
五「おおっ完璧!✨」
五「ありがとう、また来るね、夏油さん」
夏「えっ、は、はい!!お待ちしております!!!」
五「あ、ついでにこれ、あげる」
夏「これは、、名刺..?」
五「そ!仲良くなった印ね」
五「じゃあまたねー」
五条さん私の名前覚えてくれた…しかも名刺まで….
これが恋なのか…!!?
夏「よし…いつか五条さんのホストクラブ行こう…」
――9月、少し涼しくなってきた頃
私はやっと仕事も落ち着き勇気が出たため、五条さんの働くホストクラブへ向かった。
ホストクラブ『 taste - テイスト - 』
No.1ホストに五条さんの写真が大きく貼られていた。
やっぱりあの顔だけある。
ドアの前に立つと、途端に緊張した。
私みたいなのがここに入っていいのか?
五条さんNo.1なら別のところに入っているんじゃないか。
いいや、そんな悩みなんか捨てろ!!!!
がちゃっ
勇気を出して扉を開けた。その目の前に広がったのは…
たくさんの眩しい光。たくさんのイケメン。たくさんの女の子。たくさんのお酒。並べられたソファーとテーブル。
目の前の情報を処理しきれず、数秒ほどフリーズしてしまった。
モブ「ええっと、、うち男性客お断りなんっすけど…」
そうだったのか…
五「どいて!!!」
夏「っあ、五条さ」
ぎゅっ
五「夏油さんほんとに来てくれたの!!うれしい」
思考停止した。
あまりの多すぎる情報量に。
モブ「ちょ、さとるさん!?」
五「ごめん、俺が呼んだ客だから。特別に入れるね~」
モブ「えぇ…???」
夏「五条さん、大丈夫なんですか?私がここにいて…」
五「だいじょぶだいじょぶ!No.1の特権~♪」
五「てか、ここでは『さとる』って呼んでね、俺の源氏名」
夏「わかりました、さとるさん」
五「敬語もさんもいらない!さとる♡って呼んでみて?」
夏「はぁ…さ、さとる?」
五「ごーかく♡」
五「じゃ、なんか頼む?お酒?」
夏「え、いや私は未成年だ…」
夏「てかさとるも未成年だろう!?」
五「俺は酒嫌いだから飲まないよ、」
夏「そうか…」
一回は飲んだんだな…
五「じゃあソフトドリンクね!」
五「俺のも頼んでくれる?」
夏「あ、あぁ」
スピード感すごいな…
五担「ねぇさとる..?」
五「あ、姫…」
五担「私を置いてこの男のところ行ったんだね、」
五「ごめん、大事な人で」
五担「私は大事じゃないの?」
五「もちろん君も大事だよ、俺は君がいるから生きてる」
五担「…そうだよね、私がいなくちゃさとるはだめだもんね…♡」
五「そうだよ、だけど今日だけはごめんね?」
五担「ううん、いいの」
五担「今日はもう帰ろうと思ってたし」
五「ほんと?じゃあまたね」
すごい地雷みたいな女の子だったな…
夏「ほんとに私ここ来て大丈夫だったのか…?」
五「だいじょぶだってば!笑姫みんなこんな子ばっかりだから」
夏「嵐みたいな子ばっかりなんだね…」
数時間さとると楽しんだあと、私は帰った
五「今日は来てくれてありがと!!また来てねー」
夏「あぁ、…ぜひこちらにも来てくれよ」
五「もちろん!」
今すごい幸せだ…
これからも頑張ろう…
…end…?