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「ナベ〜こっちこっち〜♪」
店に着いた渡辺、何故か外で待っていた深澤
30分程で着いたものの、顔の知れた芸能人が…変装もせず店の前に座っているのはいかがなものか
「何やってんの?ほら立って…」
深澤を立たせて部屋へと行くと、中で向井・佐久間…そして宮舘が騒いでいた
「………」
このメンツ…酔うと面倒くさそうだ
シラフでも2人の相手は体力を使うのに…アルコールが回ると更に倍に
今日は、ストッパー役の阿部や岩本、目黒が居ないせいで…無法地帯と化していた
「あっ、翔太〜」
宮舘が渡辺を見つけて指をさす
「人に指を刺してはいけませんて、お母さんに習わなかったのか?」
最近とある番組で、会ったばかりの宮舘の母親の顔を思い出す
「これは、やっちゃ駄目な事…」
自分に向かって指差している涼太の人差し指を、そっとしまう…
「しょっぴー、仕事終わったんか?」
「だったら一緒に飲もうぜ〜♪」
向井と佐久間も絡んで来て…
佐久間に至っては…アルコールが弱い為、コップの中の酒はほとんど減っておらず…どうやら、場酔いをしているらしい
もともと陽気な性格の為、その場の雰囲気に流された状態で…意識がある分、余計にウザい
「ねぇ、翔太飲も」
渡辺も自分と同じく酒が弱いのを知っている癖に…ニヤニヤしながらコップを差し出して来るので
渡辺は、それを躱して宮舘の元へ
「涼太、ほら帰るぞ…」
「翔太〜」
宮舘を立たせようとすると、抱き締めて来て…
体格差のせいで、押し倒されそうになってしまう
「そういう事は、家でやって…」
しばらく、夜風に吹かれていたせいか…
先程電話して来た時よりは酔いが覚めているらしい深澤が、宮舘の身体を押し返すのを手伝ってくれて
何とか2人は、部屋から出る事に成功した