テラーノベル
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5話目です!
夢小説注意です!男主おります!キャラ崩壊もあります!
諸々苦手な方はご遠慮下さい!
ではスタート!
男主の名前は春城満(ハルキミチル)くん
春城くん
『』
他
「」
『…フワァ〜…眠っ』
「眠たそうだね春城くん」
『まぁね……』
「今日体育祭だよ!頑張ろうね!」
『あー…うん…そうだね…』(どっか行ってサボっとこ…)
「満、ちゃんと座席にはいろよ」
『…うん、分かってるよ』
「では、これより百鬼学園体育祭を開催します
各クラス、力を合わせ妖怪の名に恥じぬよう正々堂々真剣に取り組んでくださいね
なお各学年、陸クラス学年内対抗戦ですが全学年総合最下位のクラスには……そうですねぇ…消えていたいただきます」
『え』
「「「「「えっ…?!」」」」」
「貴方がたの担任のお給料が」
「「「「「「「「「「「「え…?!聞いてないんだけど」」」」」」」」」」」」
「おいコラ!パワハラじゃねぇか!!」
「ふざけんなよ!!!俺ん家この先4人目産まれんだぞ!!」
「どう転んでも学園長が得しますやん」
「ん?」(でも待てよ?前回倉橋くんがブレザーでって…てことは予言外れた…!?)
「晴明くんはそんなに嫌じゃなさそうですねぇ?」
「え」
「なら貴方が嫌いな女子ブレザー服姿で1日過ごすとかどうですか?」
「ぎゃっ!!!そ、そそそそそ!それだけは勘弁ぇぇぇー!!!!」
「わっ!貴方最近行動が人間離れし過ぎですよ!」
「おいあれって噂の人間教師だろ?なんだあれ…」
「お、おいあれ見ろよ…」
「わっ!なんだあのクラス!びっくりするほど感情動いてねぇ!!」
「お、おい泥田…お前のクラスとお前の担任大丈夫かよ」
「あ?お前らこそ大丈夫かよ
いちいちリアクションしてたら死ぬぞ!!クッソ!こんなでかい行事で何も起こらねぇわけねぇだろ…!」
「やべーよ…!俺まだ死にたくねぇよー!」
「初っ端から恥かいちゃったよ…トホホ」
「まぁまぁそんなことよか早速仕事やね
安倍先生は今から行われる借り物リレーのお題の紙の回収とチェック係な」
「そっか!借り物リレー!早速弐年生の競技ですね!参組は誰が参加しはるの?」
「うちのクラスは狸塚くん、座敷さん、泥田くんです!よーし!張り切って応援するぞー!!」
《さぁさぁ始まってまいりました!体育祭!
最初の競技は弐年生の借り物リレーだ!!》
『……神酒先生標準語喋れんだ……』
《位置について!よーーーい!!》
「変化!脚力の強い人!!」
《ドン!》
「「「「こ、怖ぇぇぇぇ!!」」」」
『か、可愛くない…!』
《速い!赤いハチマキ参組!不気味な何かに変化して一番乗りでお題の入ったボックスに到着だ!》
「うわぁぁ!なんかこっち来た!」
「妖怪っつより!バケモンじゃねぇか!!」
「佐野くんお借りするよ!」
「な、何がお題なんだ?」
「これだよ」
狸塚のお題に書いってあったのは親友という文字だった
「きっしょくわりぃ!はよ行けや!!!」
《参組早くも次の走者にタスキを回したー!!》
「ナイスだ!トロール!間違えた!ナイスだ豆!!!」
《おぉっとしかし後ろから紫のハチマキの弐組が迫っている!さすが弐組だ!!》
《ちょっと神酒先生!自分のクラスばっかえこひいき実況しないでくださいよ!頑張れ!座敷さん!!》
《ちょ!マイクの近くで喋らんといて!》
「チッ!追いつかれちまった!何がなんでも簡単なお題を!!
………カザンノカコウヨリウマレシセイケンエクスカリバー…???」
《おっと座敷さんの動きが止まったように見える!弐組今のうちに追い越せ!》
「よっしゃ!!!任せとけ!!!!」
《おっと!!?座敷さんなんと学校を飛び出してどこへ行くんだ!!?》
「大丈夫かな…座敷さん…」
「ほれほれ、ボサっとしとらんと第1走者のお題確認!」
「あ、狸塚くんお題の紙見せてね」
「はいこれ!親友で佐野くんだよ!」
「はーいOKだよ」
「ねね、そのお題書いた紙貰っていい?記念にしたいんだ…」
「いいよ、どうせまとめて捨てる予定だし」
「やったー!!ありがと!晴明くん!後でアルバムに、挟も!おや?
あ、誰だよ!こんなところに紙ゴミ捨てたのは!!自然破壊の第1歩だよ!まったくもう!!競技終わったら捨てにいこ」
《さて各自お題に苦戦しているようです!結果はどうなる!!?》
「とは言ってもみんなもうアンカー回ってんぞ…!座敷の奴大丈夫かよ…!」
「泥田!!待たせたな!持ってきたぞ!聖剣えくすかりばー!」
「ざし、べ、紅子ちゃん!!?」
「寮まで取りに行ってた!」
「所有物なの!!?」
「昔火山の火口まで取りに行ったのがこんなところで役立つとはな…武器屋で売れば100ポコで買取ってくれるぞ」
「100ポコってどこの通過だよ!!」
「とりあえずはよ行け!タスキ!!」
「お、おお!」
「最下位だったらテメェがこの聖剣の最初の餌だ!!!」
「それはもはや聖剣じゃなくて魔剣では!!!?」
泥田は座敷に脅され人間の姿ではなく泥の状態になってお題箱まで走っていった
「密かに好きな子とかじゃなければ…かて………う、嘘ぉ〜〜〜〜ん…」
「泥田の奴完全に動きが止まったぞ」
「何やってんだ!走れ耕太郎!!」
「…」(何友達の関係に溝作ろうとしてんだこのお題…!ぜってぇお題考えたやつ性格悪いだろ!!俺はそいつが嫌いだよ!いや文句言ってる場合じゃない!考えろ!考えるんだ耕太郎!!
ここは先ず女子は論外!誰を連れてっても次の日から徒党組んで敵になるのが目に見えてる…!万が一にも大衆の前で泣かせようもんなら…世に存在するありとあらゆる罵声を浴びせられるだろう…!では座敷はどうだ?女子だがほとんど女子とつるまない…奴とは赤子の頃からの付き合いだ分かってくれるはず…だが幼なじみ故奴は俺の家族とも親交がある…!これが母と姉の耳に入ったら………
ダメだ結局同じだ!かと言って佐野と豆も論外…!寮で同室の入道に嫌われたらその後に影響が出る…あのトリオも却下…!春城もダメだ…!アイツ見た目がいいからってファンクラブみたいなのがありやがる…敵に回したら学校に居場所が確実になくなる…!それにあいつ自身良い奴だし!ちくしょう…なんで…どうして…俺の周りには良い奴しかいねぇんだよ…!!)
「泥た〜〜ん!!頑張れ!泥たん!!」
「チンタラしてんじゃねぇぞ!泥田!」
「!」(あの紙はもしや!)
「豆!さっき佐野ゴールしてたけどお題なんだったんだ!!?」
「?親友だよ?」
「頼む!何も聞かずその手に持ってる奴俺に貸してくれ!!」
「え?このゴミ?別にいいけど…」
「サンキュー!」(ちょっとセコいけどこうなりゃ偽装するしかねぇ…!
あとは…この場にいねぇ…!)
ー男子便所ー
『なぁ佐野』
「なんだ」
『サボらねぇ?』
「豆と一緒に見るって約束してるから却下」
『チェ〜じゃあ1人でサボるか…』
「春城ぃぃぃぃぃぃぃ!!!見つけたぁぁ!!」
『泥田?』
「ちょ!着いてきて!!」
『はぁ!!?手洗わせろ!』
「あと!」
『嫌だ!』
「お題だから着いてきて欲しいの!!」
『わかったから1秒待て!』
「うっす!」
『よし…』
「サンキュー!」
泥田は春城を脇腹に担ぎグランドの方まで走っていった
「…大丈夫かよ…」
佐野も気になり手をちゃんと洗った後、2人の後を追いかける
「泥たん、どこ行ったんだよ…他のアンカーもうゴールしちゃうって!!!」
「させるかァァ!!!」
「泥田!!と春城!?」
『……』
《おっとこれはどうなる!!?参組のアンカー泥田くんが春城くんを担いで1位に追いつくのか!!?さぁどうなるどうなる!!?
あ、今!追い越しゴーーーーール!!!
あとはお題が合っていれば正式に1位です!!》
「泥田くんお題確認させてね」
「い、いいぜ…少し気恥しいけどよ…!ほら」
泥田は安倍先生にお題が書いてある紙を堂々と見せたがその内容は……”密かに好きな人”
であった
「………え、」
『……は?』
「キャーーーーー!」
『……』
「ぎゃっ!!!」
春城は安倍を吹っ飛ばし泥田の方へ振り向いた
『…泥田』
「ほ、ほら何か確認ミスっていうか…!ほ、ほらお題の紙なんてパクって!ほら食べて消えて…」
『僕確かに男女どっちもウケいいけど…出来れば泥田とは友達でいたいから…ごめんな…これからも友達でいような、泥田…』
春城は泥田にそう言い残し座席へ走って戻っていった
「…あ”ぁぁぁぁぁぁ!!!殺してくれ!!」
そして泥田の事件があったが競技は待ってはくれなく…泥田を取り残し進んでいく…そして次の競技は壱年生のマンドラゴラ玉入れが始まっていた
が春城は屋上で寝そべって日向ぼっこしていた
『ぅ”〜…ん…ぐぇっ!』
「ここで何してんですか?春城満くん」
『げっ、…学園長…』
寝そべっていたら学園長に腹を踏まれたのであった
「何堂々と体育祭サボってるんですか
あなた競技は?」
『僕出ないもん、出ないことを条件に参加したもん』
「ここでサボってたら参加もクソもねぇだろうが…ゴホン…失礼しました」
『別にいいじゃん、今は壱年のマンドラゴラ玉入れなんだから』
「いいとしてもグランドに来なさい」
『無理です』
「ハァァァァァァ…!!」
『わっ!ちょっと!!』
学園長は春城を持ち上げた
「動物の姿に戻りなさい」
『なんで?』
「いいから」
『わかった』
ボブっと音を立てて学園長の言う通り九尾の姿へ戻った
「さて行きますか」
【どこに?】
「そりゃあもちろん、グランドにですよ…じっとしてなさいね」
【まっ、】
ぬらりと学園長の妖術で屋上からグランドに移動され学園長は席に座り春城はその膝の上に乗せられた
【……】
「学園長、その動物妖怪どうしたんですか?」
「この子はサボってるところを見つけて確保したのでしばらく私の膝の上の刑です」
「なるほど…で、この子どのクラスですか?」
「弐年参組の春城満くんですよ」
「春城なのか!!?」
【秦中先生うるさい…!この姿だと音大きく聞こえるからもうちょっと静かにしてください】
「わ、悪い…!そうかお前変化してるのを忘れてたな…九尾だったな」
「強制的に戻らせました」
「そうだったんですね、学園長に見つかったのが運の尽きだな」
【秦中のくせにうるせぇぇ〜】
「てめぇなんだと!!?」
【……う”っ…】
「秦中くん、落ち着きなさい
…満くんも…教師にそんな口を言ってはいけませんよ」
【…ごめんなさい…】
「秦中先生、本人も謝っているのでその辺で
競技に集中してください」
「は、はい」
【…学園長、騎馬戦まで寝る】
「はいはい
学園長をこんな目覚まし時計に使うなんて貴方しかできませんよ」
【でしょうね……】
「………」
春城は規則正しい寝息を立てて学園長の膝で寝た
「…学園長、春城くんの耳ぃ…猫で言うイカ耳っちゅうんのになってますなぁ?」
「そうですね、
歓声といい、ピストルと言い…実況といい…そしてこんな人数が一気にグランドに集まるのは体育祭ぐらい…あとは文化祭でもありますが…まぁ人と音が少し怖いんでしょうね」
「そうですか…」
「秦中くんにも当たったのはそういうことでしょうね」
「生徒に当たやれてますやん」
「お前は黙っとけ」
「とりあえず…たかはし先生、離れてもらってよろしいですか?」
「具合が悪そうで見に来てみたけともストレス?どのくらいの音が嫌なのかな?もうこんな話し声でも、嫌なのかな?それにどれくらいの人数までならいいのか…ハァァァァァァ〜!調べたいなぁ…!」
「とりあえずこの子から離れなさい」
「はぁ〜い…残念」
「……ふぅ…もう大丈夫ですよ…」
学園長はそう呟き春城を撫でると春城からキュゥ〜っと細く小さい鳴き声が聞こえた
「あ、晴明ここにいたか」
「ん? 入道くんに歌川さん
どうしたの?」
「どうしたのじゃないですよ
次の騎馬戦のチーム分けをしたので、先生の意見も聞きたいんです」
「見せて見せて!!」
「これです」
「どう思う?」
「そうだね……」
「……」
「運動苦手であまり動きたくない子のことも考えてみたんですが…」
「そうだね、…いい構成だと思うよ
…座敷さんと倉橋くんは分けた方がいいかもね…ここをこうして…」
「なんだお前?やけに上機嫌だな?神酒」
「…おもろくなってきたなぁ…体育祭」
「?」
「あ、神酒先生〜!」
「狸塚に佐野に泥田、どうした?」
「春城くん見てない??借り物リレー後から姿見てないんだよね」
「泥田が俺のせいで気分悪くしちまってたら〜とか言ってるから探してんだよ」
「だってそうだろ…?お題をよく確認してなかったとはいえ春城連れてって恥ずかしい思いさせちまったから…」
「春城くんそこまで気にしてないと思うけどなぁ〜」
「わかんねぇだろ!」
「春城くんなら、学園長のお膝やで?」
「学園長の??」
「うん、屋上でサボっとるの学園長に見つかってお膝の上っていう刑なんよ」
「なるほど…学園長どこに」
「あーちょうど人が重なっとって見えんのか…
前列の机の方におるわ
探してみ」
「「「はーい」」」
「学園長〜いますか?」
「いますよ
どうしました?泥田くん、佐野くん、狸塚くん」
「春城を探してて…学園長の膝にいるって聞いて」
「ええ、いますよ…ただ今は少しやめた方がいいですね」
「?どういうことですか?」
「人型の時はいいですが動物の姿で無理に思ってされるとこの人む寝起き悪いんですよ」
「…なんで知って」
「……去年も噛まれましてね…恐らく騎馬戦の直前には起きると思うので大丈夫です」
【…ン…?】
「ちょうど起きましたね」
「春城…?大丈夫か?」
【……佐野、…か………大丈夫…】
「起きましたか?」
【…んぅ……】
「あ〜もう…満くん、起きなさい騎馬戦始まりますよ」
【ぴゃっ!!?】
春城は変な間抜けな声を出し、ボブっと人型に戻った
『嘘、騎馬戦…寝過ごして…』
「まだまだ、」
「学園長が起こすためについた嘘なの」
『な、…なんだぁ〜…びっくりしたぁ…』
「な、なぁ春城?」
『ん?なんだ泥田』
「ご、ごめんな…?リレーで…お題を確認ミスで連れて行っちまって…」
『大丈夫大丈夫!気にしてないよ!
泥田の顔的に、冗談抜きで本当に焦ってた顔してたから』
「ほ、ほんとか…?」
『ほんとほんと!それでも気になるんだったら騎馬戦でお前の泥沼力見せたれ!』
「お、おう!!」
「ふふ…安倍先生といいあの子といい…本当に………」
「よしゃぁー!!!いくぞ!!」
『…件のチームなのは何となくわかったけど…僕以外妖術使えないじゃん…!』
「それはすまん…!他のところに入れてやりたかったけどここも手薄になる訳には…」
『まっ、いいけどさ………』
話している間に太田くんが大きくなり同じチームの子達を自身の口の中に放り投げた
言葉の通り
両者とも手も足も出ない状態になってしまったが…
『あれはいいのか!!?』
「まぁ一応騎馬落ちてないし……セーフなんじゃない??」
『まじかよ…』
太田が大きくなりみなの注目が集まっている間に佐野と秋雨と柳田、騎馬の狸塚くんの特攻チームが攻め込みハチマキを取りそしてそこから勢いづいていく予定だったが…まさかの避けた勢いで狸塚が落ちてしまった
『あ”ぁ〜!!!!?』
「まさか狸塚が落ちるとは…」
『それは予想外だな…』(佐野達の騎馬が落ちたことによって佐野たちは脱落になった…このチームはろくに使えるのは僕だけ…件は予言だけ…油断させて奪う…ってのもできるか…?)
「…なーんで他のチームがどこのチームが行くかって言うので争ってんだよ…」
「僕らが春城くん以外まともに使えないからって…」
『…みんな少し目つぶってて』
「「「「えっ」」」」
『早く』
「ええ、ぇぇ…!しゃーねぇな!」
入道がそう言うとチームの皆目を閉じた
『久々に使うから成功するか全然わかんねぇけど…勝たせるためだ…!』
春城は参組以外のチームの足元に妖術を発動させた
『…ッ…も、…いいぞ』
「大丈夫かよ!顔青いぞ!」
『気にすんな…泥田!!お前らのチームがハチマキを取れ!!!
僕の妖術がかかってるから!』
「おう!!!」
『空にいる…のは流石に無理だか、ら…そこは任せたぞ…!
歌川さん…!』
「うん、まかせて…!」
泥田は人魚の前田に乗り空から他クラスの騎馬のハチマキを取り、歌川さんががしゃどくろに戻り空の浮ける妖怪を払いのけていた
『ッ…みん、なで…勝ちたい…から、な…』
「おい、春城!もうやめろ!倒れるぞ!」
「はっ!春城くん使うの辞めるんだ!
僕には君があと1分後に倒れる未来が見えた!」
「ここで件の妖術かよ!!
倉橋がこう言ってるから…!」
『あと1分ならギリギリ終われんだろ!!だったら耐えれるよ…!』
「春城…!」
『初めてなんだ…みんなで…!このクラスで勝ちたいんだ…!役に…たちたい、…んだ…!』
《そこまでぇぇ!!!!!ハチマキの数を集計します!》
『ッ…』
終了の合図と共に春城の妖術は解けた
「!春城!!」
『…』(体が…言うこと…きか、ね…)
「よっ、と!」
『ッ……たか、…し…?』
「ごめん、少し揺れるよ〜」
たかはし先生は倒れそうになっていた春城をキャッチして姫抱きし歩き養護テントへ
『…お、ろ…せ…よ』
「下ろしてもいいけど〜君倒れるよ?」
『そ、…だ、けど……』
「君の体を”見させ”て貰ったけど妖術使うの久々かい??」
『ッ…』
「妖力の出し方が全くなってないね
今も必要以上に出しすぎてぶっ倒れる寸前だ」
『そ、…なの…わかっ…てる…だ、から…………つかっ、…て、なかっ、…た…んだ、…』
「はは〜周りの大人を頼りなよ〜?妖力の出し方は教えくれるよ〜?」
『わかっ、…て、る…』
「……とりあえず今は横になる先決だね…顔が真っ青だね」
『………ッ…』
「たかはし先生!み、…春城くんの様子は?」
「学園長、大丈夫ですよ
一応点滴も打ったし、病院に行く程じゃないけどこの後の競技は絶対無理
安静にしとかないと倒れた時に別の怪我しちゃう」
「そうですか…」
『……』
「それに今は寝てるよ、もしかしたら寝不足もあるんじゃないかな?」
「…寝不足…」
「本人が普段どのくらいの睡眠時間を取ってるのかは分からないからなんとも言えないけどね」
「いえ、ありがとうございます」
「いえいえ〜」
体育祭は最後のリレーのアンカーが佐野が怪我をし急遽安倍先生がアンカーとして出てセーラーのおかげで驚異的な力を出したが保護者からの気持ち悪いというクレームがはいり罰としてブレザーを1日着せられていたのは別の話
バイバイ
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