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運命だから

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運命だから

第1話 - 第1話あなたにとっての幸せは何なのかしら

4

2022年10月18日

#創作

神無月冬空○△□

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4

神無月冬空○△□

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私の名前はマーティ、よろしくお願いします。

私は、マーティ、よろしくお願いします。

わたしたちのあいだでは

「こんにちわ」の代わりにこう言うんです。

私があなたのことが好きになる前に、あなたは私のことを好きになっていたのですね。

それとも、今からですか？私があなたのことを好きになってから？その答えを知るために、私はここに来ました。

この世界でいちばん最初に会ったときに、すでに恋に落ちていたんだと思います。

つまり、ふたりとも一目ぼれをしていたということですよね。

えっと、あなたに一目惚れしていたのだと思います。

それがいつなのかわかりませんが。

私たちは、お互いのことを知らないので、これから知っていくことになります。

私は、あなたについて知っていることがたくさんあります。

あなたがどこに住んでいるのか知らないけれど、あなたのことを考えているわ。だって、わたしたちはとてもよく似ているから。

あなたにとっての幸せは何なのかしら？わたしにとっては、とても大切なこと。それがわかれば、もっと近づけるような気がしてならないの。

人生に意味なんて無いんだ。すべては無価値なんだ。だから、もう何もかも終わりにしてしまえばいいじゃないか。

この世に生きていることになんの意味もないとしたら、いったい誰のために生きればいいっていうんですか！？この世界に生きる意味なんてありゃしない。それならおれだって死んじまった方がましってもんだ。

人生はゲームみたいなもんさ。勝ち組になりたいと思うなら、勝ち組になる努力をしなくっちゃならない。そうでないなら潔く身を引くことだ。それが賢明というものだよ。

もし、わたしたちが本当に死んだとして、それで何かが変わると思いますか？もし、あなたが死んでしまったとしても、わたしたちの関係は変わらないと思うんですけど……。

あなたを愛しているわ。あなたのそばにいるだけで幸せを感じることができるもの。あなたがいなければ生きていけないの。

愛しているからこそ離れなければならないこともあるんだ。ぼくはもうすぐ死んでしまうかもしれない。そのときに愛する人を縛りつけることなんてできないよ。

この世に生きる意味などない。だからといって死に急ぐつもりはない。生きろと言われれば生きている。死ねと言われればいつでも死ぬ準備はできている。

きみはなぜ、この世に生まれたのかな。その理由が知りたくてたまらなかった時期があった。いまでは、そんなことはどうでもいいと思っている。