テラーノベル
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夜、私はベッドの上でスマホを見ていた。明日の持ち物が気になって、友達のあおいにメッセージを送っていた。ただそれだけの、いつものやり取りのはずだった。
でも、その途中で一件の通知が届いた。
表示された名前を見た瞬間、私は指を止めた。
真白
その名前に、胸の奥がざわついた。去年、私の前からいなくなった子の名前だったからだ。転校したと聞いて、それきりになっていた。
おそるおそるトーク画面を開くと、短い文章が一つだけ届いていた。
明日、階段の三段目に気をつけて。
意味が分からなかった。いたずらだと思って「誰?」と送ってみたけれど、既読はつかない。電話もしてみたが、使われていない番号だという機械音声が流れるだけだった。
気味が悪くなって、私はすぐにあおいへスクリーンショットを送った。
するとあおいは、最初こそ冗談だと思っていたのに、画像を見た途端、急に返事が遅くなった。
しばらくして届いたのは、短い一文だった。
真白って、転校じゃなかったよ。
私は一気に体が冷えるのを感じた。
あおいは続けて、去年の十月十五日、真白が事故で亡くなったことを書いてきた。そんな話、私は知らなかった。いや、知っていたのに、どこかで自分の中から消していたのかもしれない。
そのときだった。
また、真白から通知が届いた。
あおいに送るな。
息が止まりそうになった。
私は震える手で、あおいに「また来た」と送った。すると、すぐに返信が来た。
今、うちのトークにも真白がいる。
心臓が大きく跳ねた。
私は「なんて来たの」と打ち込んだ。
数秒後、あおいから返ってきたのは、たった一言だった。
次はあなたが既読になる番だ。
コメント
1件
うわ、これすごく引き込まれた…。「真白からの通知」ってタイトルもちょっと背筋が冷える感じでいいね。転校じゃなくて亡くなってたって知った瞬間、ゾッとした。しかも「あおいに送るな」って、今まさに見られてる感がやばい。あおいの最後のセリフ「次はあなたが既読になる番だ」、これだけで次の展開が気になって仕方ないよ。続きまだかな…?