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⚠️暗殺教室夢小説⚠️
「欲張り姫と2人の秀才」
第1話「再開」
なんでも許せる方向け
むぎです。暗殺教室夢小説を書いていきます。
小説は初めて書くので至らないところがあればコメント欄にて教えていただけると助かりますm(_ _)m
〜お相手〜
・赤羽業
・浅野学秀
〜設定と注意〜
赤羽業と夢主(○○)は幼なじみの設定です。
夢主は元々A組で浅野学秀と付き合ってましたが、E組に落ち、振られました。そんな夢主に密かに片思いをしている赤羽業。そんなお話です。
注意:殺せんせー含め、他キャラあまり出てきません。
短編ストーリーをいくつか繋げていくつもりです。
キャラの口調の不一致注意
コメント、♡励みになります!
それではどうぞ🙂↕️
椚ヶ丘中学校の頂点、A組。
そこで完璧な恋人同士として誰もが羨んでいたのは、浅野学秀と〇〇だった。
しかし、あまりにも高い理想と、学秀の「支配」という名の愛に息が詰まった〇〇は、成績を落とし、彼との別れを選んでE組へと転落した。
「……あーあ。本当に来ちゃったんだ、エンドのE組」
山の上、古い校舎の入り口で立ち尽くす〇〇に、聞き覚えのある声が降ってきた。
振り返ると、そこには数年ぶりに会う幼なじみ、赤羽カルマがいた。
「カルマ……。久しぶりだね」
「本当だよね。まさか〇〇がここに来るなんて、計算外だったな」
カルマは相変わらず不遜な笑みを浮かべて、〇〇の頭を乱暴に撫でた。幼い頃と変わらない、大きな手。A組での、触れるのさえ躊躇われるような緊張感に満ちた学秀の手とは、正反対の温かさだった。
それから一ヶ月。
〇〇は驚くほど早くE組に馴染んだ。特に、幼なじみのカルマとは以前のように息が合い、一緒にサボったり、課題を教え合ったりする日々が続いた。
「ねえ、カルマ。今日も裏山でサボるよね?」
「いいよ。〇〇がどうしてもって言うならね」
〇〇にとって、カルマは気を使わなくていい「最高の親友」だった。
けれど、カルマの胸の内は、それほど単純ではなかった。
ある放課後、裏山の秘密の場所で。
木陰で休んでいた二人の前に、場違いな人物が現れた。
「……そんなところで、何を油を売っている。〇〇」
冷徹で、けれどどこか縋るような響きを帯びた声。
本校舎からわざわざやってきた、浅野学秀だった。
「浅野君……。どうしてここに」
「君が提出した書類に不備があった。……というのは口実だ。本当は、君がこんな男と楽しそうに笑っているのが、我慢ならなかっただけだ」
学秀は〇〇の腕を掴み、自分の方へ引き寄せようとした。
その瞬間、カルマの手が学秀の手首を鋭く制した。
「ちょっと、学秀くん。勝手に触らないでくれる? 〇〇は今、俺と話してるんだよね」
カルマの瞳から笑みが消え、冷たい殺気が滲む。
「赤羽カルマ……。幼なじみという立場を傘に着て、随分と図々しいな。〇〇は、かつて僕のものだった。今でも、彼女の心には僕がいるはずだ」
「『かつて』でしょ? 過去に生きてるなんて、生徒会長様も焼きが回ったよね。……今は、俺が〇〇の隣にいるの。邪魔しないでよ」
カルマは〇〇の肩を引き寄せ、耳元でだけ、〇〇にしか聞こえない温度で囁いた。
「ねえ、〇〇。あんな奴のこと、もう忘れたよね? ……俺、本気で怒っちゃうよ?」
それは、友達としての心配を超えた、執着に近い熱。
〇〇を「友達」だと思いたい自分と、かつての恋人である学秀。
二人の天才の狭間で、〇〇の日常が再び熱く、激しく狂い始めていた。
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