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道枝side


長尾に嫌われた…

絶対引いたやろ。やっぱり同性が好きって変なんやな。これから、どうしよう。長尾とどう接していけばええんかな…。グループとしては、プロやから仲良くできるけど、プライベートでも話す機会よくあるし…メンバーにも心配かけたくないし…もう、どーしたらええの!?


「みっちー?」


この声は…俺の大好きな、片想いのひとの声。


駿「康二くんっ…!」ぎゅっ

康「うぉ、どーしたん。よしよし、何かあったんやろ」

駿「え?」

康「えだってみっちーからぎゅーなんて珍しいし、顔が笑ってへんで?無理してるんやろ」

康二くん…その優しさが、俺を苦しめる。その顔は、みんなに見せてるんやろ?俺だけに見せてほしいのに。長尾…ごめん。きみに嫌われたくないけど、康二くんのこと、好きでいるのはダメ?

……結局、自分のことばっかや。嫌われて当然なんかな。


康「話せるか?」

駿「……長尾に、嫌われた…」

康「えっ!?嘘やろ。そう言われたん?」

駿「ううん…でも」

康「言われた訳ちゃうなら、決めつけへんの。辛いやろ?謙杜にも何か理由があったんちゃうの?詳しくはわからんけど、謙杜は、みっちーのこと、簡単に嫌うような人やないと思うで?それは、みっちーが一番わかるんちゃうの?」

駿「そう、だけど…グズッ」

康「泣いてええ。今はそれでええで。気持ちが落ちついたら、ちゃんと話し合ったほうが俺はええと思うよ、みっちーのペースでな」

駿「康二くん…」

なんでこんなに優しいん。

康「何かあったらなんでも言えや」ぽんぽん

駿「…はい」

好きなひとには好きなひとがいて。

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