一軒家

新野さん

「社長の付き添いします」

長橋さんは専属運転手ですよね。

はぁ…

「新野、お前専属秘書だろ笑っ」

「仕事をもらったり接待の手続きしてくれないか」

「それで良いですか？」

はい、新野さん秘書のマナー

ドン！…

厚い本を出された。

「長橋」

「前の秘書ですよ忘れてて積んでましたよ。永く続かなかったですよねぇ…」

パラパラと捲った新野が

眼鏡をかけ直した。

「眼鏡かけて眼が悪いのか…」

「はい、右目が良くないけど」

「雅巳もそうだな。左目が良くないっていってた」

「ご職業は？」

「公務員だ」

「役所、教育員ですね」

…様、少々お待ち願いますか、

目の上には様、

「接待した後はすみやかに、写真に耳打ちして立ち去る。予定表を観て、行動を共にする。学ぶ事たくさんあります…」

数日後に

アメリカ人に話しかけられた。

…

発音が外人に通じてた。

「恐れ入ります…」

何処の大学ですか？…

北大学

片言を話してた外人、

「ありがとうございます笑っ」

振り返り、似た人たくさんいますね。

え？…

バイクにまたがってた男性黒づくしのスタイル、煙草をふかしてましたね失礼します

会釈した外人さんが走って、信号を渡ってた。

新野？…

「誰の事でしょ？…」

一週間頃、

会社に着いた俺は

「新野来てるか？…」

トイレから出てきた。

「おはようございます笑っ社長笑っ」

新野のスタイルが一段と男前になってた。

タブレットを持ち。

「社長、午後から高島企業の市原隼人社長からプロジェクトの話があるからって言われてます。一時半に高島企業まで来てくださいって事でした。」

「完璧にマスターしたな笑っ新野」

とんでもないまだまだたくさん知らない事あります。

バイクの運転手が崖から落ちて負傷したがまもなく心拍停止した。

ラジオか、

物騒だな。

（……）

社長大変です！

長山？

《新堂貴史、元の医師が亡くなったそうですね…》

「社長10時から研修生が入ります。宜しくお願いいたします」

「了解！」

「ねぇあなた、」

「なんだ」

「お父さんに秘書が付いてるんでしょ」

「そうらしい」モグモグ

雅巳さん…それ恵介さんのバーカよ…

「駄目か？買ってくるよ」

財布を持ち立ち上がった。

「あなた牛乳、朝の角食お願いしますねぇ」

「後はないか？母さんがパート終わったらダブるなよ」

そうよね。

「今日お義母さんの記念日よね」

「親父の事だ忘れないだろ笑っ」

ブブー

…おい！

出るな！！！ブレーキがきかない！

ドコン！。ドカッ！！

グラッ

何事？…

車が電信柱に突っ込んでた。

雅巳さんと女の子が抱きしめてた。

あなた…

夏子倒れるな！

女の子は何ともなかったが夏子が

倒れて血を流してた。

「あなた…ごめんなさい…」

職場の山本に連絡した。

「タイヤとブレーキランプに指紋がついてる」

「いつ点検した？」

半月前に車検だった。

新人がいたから、

名前聞いてたか？

オートバックスに電話入れた。

誰ですか？…

進藤東生って言われてネームを観た。

いませんよそんな人は

「…どうゆう事だ！」

何、親に連絡がいった。

女の子は何処の娘なの。

水沢優香っていってた。

近所中の聞き込みをしたが水沢家はいなかった…

進藤東生仮名か？…

…