とりあえずちょっと重めの置いときます
昨日上げる予定だったもの
ぷりちぐだよんっ
すたぁーとっ
俺はスクールカーストで真ん中のそれも下の方で、所謂“陰キャ”に属する人間だった。いや、“だった”じゃないな。今も、かもしれない。今だって、髪色が派手なヤンキーとか、そーゆー“陽キャ”を見かけると身体がすくんでしまう。
鏡を見ると、アイツらにいつも馬鹿にされていた、焼きそばみたいな天パが目について嫌気が差してくる。あの日のことを、思い出しちゃって。あの日、俺は君を守れなかった。君には守ってもらったのに。たくさん救ってもらったのに。君がいなかったら、今の俺はいないのに。どうして、動けなかったんだろう。どうして、勇気を出せなかったんだろう。今でもふと脳裏にちらつくんだ。純粋だったちぐさ色が、どんどん濁っていくのが。太陽のようなその笑顔が、どんどん翳っていくのが。真っ白なその肌に、どんどん傷が増えていくのが。あの日、君は言ったよね。「俺が我慢してたらきっといつか終わる。」って。そんなわけない。それくらい、俺にもわかってたはずなのに。なんなら、俺が一番わかっていたはずなのに。
今もまだ鮮明に憶えている。君が引きずられていくところも。痛ましげにその端正な顔を歪めていたのも。瞳からぽろりと溢れ、頰を伝った一筋の涙も。そして、最期に俺の方を見つめた君の口が“たすけて”と動くのまで。全部全部憶えている。あのとき、俺はまだ追いつける距離だった。でも、動けなかった。いや、違うな。“動かなかった”んだ。助けたら、自分がどうなるのかわかっていたから。もう二度と、あんなことをされたくなかったから。
人間は卑怯だ。強い力に酔いしれて弱い者を虐める。そんな奴の陰に隠れて一緒になって虐める。助けを求める声なんて、聞こえないフリをして。結局、俺もアイツらと同じ“人間”だったんだ。君の前では、“俺”でいたいと思っていたけど、無理だったんだね。ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。
「ごめんな、ちぐ。」
もう二度と、その声は聞こえない。
おーわりっ
うん、ちょっと重いかな?
てか最後の一文ね、見方によっては二つの意味があるのよ
できれば気づいてほしーなっ!
あ、今日現地行くのは諦めました😢
4/11修正
コメント
13件
なんかすごぉーくいい!!ちぐちゃんが亡くなっちゃったのと、あともう一つなんだろー🤔
ちぐちゃん、もうタヒんじゃった? 重い話もいいなぁ!🫶💕