テラーノベル
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激しいチマとツキ…いや、リボンの戦いが繰り広げられている中
ほかのメンバーは呆然と見るしかなかった
リボン「お前のッ…!せいなんだよ!お前は…なんのつもりなんだ!!!」
チマ「なんのつもりとは?うちは正しい事をしているだけ」
リボン「どこがなんだ!カラストンビ部隊を裏切り…!タコと…」
チマ「こっちも…らの…せい…」
リボン「?」
チマ「お前のせいなんだよ!!!!!」
チマ「お前みたいなイカが…可愛がれて…愛されて…」
チマ「周りの人から…簡単に幸を得れる…」
チマ「そして正義だとか、悪だとか…勝手に決めつけて…」
チマ「苦しむほど痛めつけられる…!」
チマ「これが…うちとタコの共通点」
チマ「そんな同じ立場のタコの欲望を果たしてあげようと思った」
リボン「…」
リボン「…お前と私、変わらないね…共通点だらけだ」
チマ「は?なんでそう思った訳だ?」
リボン「…初めは気味が悪い、気色悪い、吐き気がする、近づくなだとか…ずっと言われ続けて」
リボン「周りの人に嫉妬して」
リボン「勝手にしんどくなって…」
リボン「…それでも、同じ子を…家族、仲間を助けたいと思う…」
リボン「同じじゃないか」
リボン「私は化け物扱いされていたが、妹は褒められてばかりだったから、嫉妬している時があったけれど…愛する仲間として守りたいと思った…」
チマ「…うちは…」
うちはチマ。
学校に通ってた頃
中学生だった時
うちには仲の良い友達がいた
リハだ。
リハは面白くて…頭良くて…真面目で…
よくお泊まりの約束とか、遊びの計画とか…よくしていた
クラス替えで
リハと同じクラスになれた
うちにはリハしかクラスで仲良くないと気づいた
うちは友達作りが苦手だから、友達は少ない方だ。
唯一、クラスで話せる相手だと思った
チマ「リハ!同じクラスだね!」
リハ「そうだねー!」
安心していた
しかし、時が去るにつれ
チマ「リハ〜…」
リハ「今日放課後バトルとか行くの?」
友達1「え〜と…○○ちゃんが行くなら行く!」
友達2「行くよー!もうすぐウデマエ上がりそう!」
リハ「そうなんだ!頑張って!」
チマ「お、おーい…」
うちには話しかけれなかった
リハの友達が同じクラスになった為、そっちの方が仲がいいだとか、居心地がいいだとかで、
うちには話しかけてこなくなった
話しかけたら
「何この子」「えぇ…キモ…」「どっか行けよ、こっちで話してるの」
色々面倒なことが起きるかもしれない。
休み時間は課題やるか、寝るかの2択
これだけでも、学校が嫌になった
もっと嫌なことがある
うちは奇跡的に、話せる人と同じ班になった
チマ「最近さ〜、○○なんだけどさぁ…」
友達「そうなんだ」
こんなくだらない会話なのに
チマ(そうだ…!休み時間はイラストでも書いてみよう!)
周りの人は関係ないのに
クラスメイト1「うわっ!チマって○○なんだって!」
クラスメイト2「最近休み時間にずっと絵を書いてるよね」
クラス(笑う)
チマ「え、えっと…あ、アハハ…」
先生「おい、チマー!やめとけよー笑」
チマ「…」
この時どんな顔をすればいいか分からない
何を言えばいいか分からない
笑ったらいいの?「そんなことないよー」って言えばいいの?
こんな事が度々起こる
もううんざりだ。
羨ましい
リハが羨ましい
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
もう、今すぐ死んで開放されたいと思い
ふらっとマンホールへ落ちた
気がつけば、あの世…
かと思いきや、謎の空間。
???「た、たた…」
???「タコが来よる!」
チマ「…」
チマ「…は?」
見ると周りには見たことの無い赤い生物がいた
???「助けてくれぇい!!」
少し年老いたおじさん?が赤い生物に襲われている
チマ「チッ…こいつをぶっ倒せばいいんだな?」
持ち前のロングブラスターで赤い生物を倒した
???「助かったぞ!ロングブラスターかっこいいのう!」
チマ「一体誰?さっきの奴らは…?」
アタリメ司令「ワシはカラストンビ部隊のアタリメ司令じゃ!お主に頼みがあってのう…」
チマ「…は?いやいや、ここどこ?」
アタリメ司令「ここは地下のタコツボバレー、タコ軍団オクタリアンのすみかじゃ。」
チマ「さっきのがオクタリアン…」
アタリメ司令「奴らはなんと、地上へ這い上がろうとしているのじゃ。もしこのまま、奴らを放置していると…」
チマ「地上にいるイカに被害がある?」
アタリメ司令「その通りじゃ!そこでお主には…」
アタリメ司令「カラストンビ部隊4号に任命する!」
チマ「は?やるって言ってない…」
アタリメ司令「お主のさっきの動き、目が良かった…お主にはヒーローになる資格がある!」
チマ「はぁ…」
アタリメ司令「やってくれるかのう?」
チマ「…それって、報酬とかある?」
アタリメ司令「もちろんあるぞい!」
チマ「例えば?」
アタリメ司令「おはぎ!」
チマ「…いらない…」
アタリメ司令「ええ…美味しいのに…」
チマ「…」
あれから、タコを倒しまくった
命に関わることだが、うちにとって好都合。
タコを倒す爽快感もあった
こっちの方が居心地がいい。
チマ「ねぇ司令」
アタリメ司令「なんじゃ?」
チマ「…」
チマ「うち、学校に行きたくない…」
アタリメ司令「なんでじゃ?」
チマ「…みんな嫌いだから」
アタリメ司令「…」
チマ「ここはどこか居心地がいい…だから」
チマ「ずっとここにいていい?」
アタリメ司令「…お主が望むなら…」
あれから任務が沢山あった
アタリメ司令「4号」
チマ「何?」
アタリメ司令「紹介するぞいお主の先輩、3号じゃ、敬語を使うように」
3号「3号だ。しばらく主張任務に行ってたから遅くなった」
チマ「…4号」
アタリメ司令「しばらく、二人で地上の監視任務を行ってもらう。」
チマ「…地上」
3号「了解」
タコ1「カ、カラストンビ部隊ノ3号ダ!」
タコ2「マズイ…!ニゲロ!」
3号「止まれ!」
次々と3号はタコを倒している
異常なスピードに、タコもビビっている
うちは段々、タコが可哀想に見えてきた。
チマ「…3号さん早いです…少しも躊躇いもないんですね」
3号「何モタモタしている、タコは悪だ。」
3号「躊躇う必要なんてない。」
タコ3「ァ…」
幼いタコと3号さんが目が合った
3号「ここにもいたか」(ブキを構える)
チマ「ストーップ!」
3号「4号邪魔だ」
チマ「なんで倒そうとするんですか!?あんなに幼いのに!」
3号「タコはタコだ。年齢も関係ない」
チマ「だからって…」
タコ3「ヒッ…」(逃げる)
3号「ッチ…逃げられた」
3号「お前のせいで…」
4号「まだ小さいのに倒す必要ないです!」
3号「…もし、お前の身近に子供がいたとする。」
3号「その子供がブキなどの凶器を持って襲いかかってきた。」
3号「お前はどうする?」
チマ「…逃げて、警察に通報する」
3号「これと同じだ。見た目の裏に闇や狂気を持ってるかもしれない」
3号「種族で判断しろ。タコはいてはならない存在だ。」
何も言い返せなかった。
もしかして、うちもタコも同じなのではないか?
頑張れば和解出来るかもしれない。
あれから、タコと仲良くなるために
タコ語、タコの生活、食事など
様々なタコに関する事を勉強し、覚えた。
チマ「うーん…結構難しいな…」
ある日
3号「4号!住宅の近くにタコがいると情報が…すぐ向かうぞ」
チマ「…了解」
結構綺麗な家だ。
見た所、タコの数は10体ほどだ。
3号「監視がいる、厄介だな…」
チマ「あっ!あそこの家にタコが入っていってる!」
3号「ほんとだ…行くぞ」
3号「どっから入れば…」
チマ「もう強引に正面突破しましょうよ」
3号「それはダメだ、中に人がいるかもしれない。もし、居れば命の危機が…」
チマ「うーん…あ、あそこの窓からなら入れそうですよ!ではお先に」
3号「おい、4号!!」
チマ「よっと…あっ…」
タコ1「イカダ!」
タコ2「迎エ撃テ!!!」
チマ「マッテ!!」
タコ1「ナ、ナンダ?!」
タコ2「我ラト同ジ言葉ヲ…」
チマ「ウチハタコノ仲間。君達ヲ助タイ。」
チマ「君達、イカガ憎イカ?」
カタコトのタコ語だが、それなりには通じてくれた。
何とか意思疎通し、一旦隠れるように指示ができた。
他の仲間にも伝えてくれるみたい。
3号「4号。」
チマ「なんですか?」
3号「今誰かと話してたか?」
チマ「いいえ?普通に敵倒してましたよ?」
3号「そうか、でも前に行きすぎないようにな」
チマ「でも、先頭いきます」
タコ2「オイ、イカヨ」(小声)
タコ2「ソコニイカガ居タカラ襲ウゾ」(小声)
チマ「アァ、一応知ラナイ風ニ振ル舞ウヨウニ」
(小声)
途中、ふと気づいた
「うちはイカが嫌いなんだ」と
ヒーローなんか辞めたいと
ヒーローってなんだろう
誰かを助ける、正義の味方
うちは違う
ヒーローなんかじゃない
ただ
弱い奴と共有したい
悪役なのかもしれない
タコ1「ハハハ!ココガイカノイエカ!」
タコ2「タイチョウ!ココニコドモガイマシタ!」
サツキ「いたい!はなして!おねーちゃん…!」
タコ1「ヨシ、ソイツヲコロセ。」
タコ2「承知シマシタ。」
ドカン!
バタッ
イカが殺された。
いや、もはやうちが殺したと同じだ。
でも、知らないように振る舞う
シュダッ!
チマ「ふー、やっとここに来れた。」
3号「安心するのはまだ早いぞ。4号。」
チマ「はーい。じゃ、ぱぱっと終わらせて…ん?」
すぐ側に震えるイカの子供がいた。
4号「子供か。薄着み悪い…」
子供「ご、ごめんな…さい…ゆ、ゆ、るして… 」
3号「…立てるか?安全な所まで連れてってやるから」
子供「うん…」
4号「3号さーん。そんな薄着み悪いやつ助けてもどうにもならないですよ〜、早く行きましょー」
勝手なことを言ってしまった。
3号「ダメだ。」
チマ「じゃ、お先に敵倒して来ますから」
気づけばタコの元に居た。
もう後戻りは出来ない。
こうして、うちはタコの味方をするようになったのだ。
チマ「わかった?うちはお前らイカのせいで…」
リボン「もういい」
リボン「やっとお前の身がわかった」
チマ「わかったならもう死んでよ」(襲う)
リボン「…っ!」
イカイ「やめろよ!姉貴!」
チマ「…」
イカイ「俺は今の姉貴なんて嫌いだ…けど昔の姉貴が1番好きだった!!!!」
イカイ「優しい明るい姉貴はどこに行ったんだよ…」
チマ「でもお前、殺人鬼だろ?」
イカイ「…初めは俺も幸福な奴が嫌いだった…だけどチームで上を目指して、イカの繋がりが深いってわかった!」
イカイ「元々、上を目指した理由は姉貴を殺したかった。けど、今はそんな事するつもりはない!」
イカイ「もちろん犯した罪は償って欲しい…いや、俺もだけど…」
チマ「…」
チマ「…弟からこんな言葉を聞けるなんてね…」
チマ「…だけど…」
次回、最終回。
多分。
コメント
3件
えっもう最終回なの?! チマの気持ち少しわかる気もしもない…() なんか、弱いやつの味方になりたいみたいなこと、、この文のとこ好き まじで考えさせられるなぁ
ちなみに、このチマの過去はうちの現実に基づいてます☆ リハって子は名前は少し違うけどリア友のつもり((((
イカがイカを嫌うの…好きだよ私ぃ…(イカは嫌ってないけどタコとも仲良くしたい人)