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夢みたいだ、と思った。好きだった人が今、全てを晒しどうにでもしてください、と自分に判断を委ねているのだから··· 全てが愛おしくて仕方ない。
「···いいの?そんなこと言われたら、我慢できなくなるよ」
「いいよ、涼ちゃんになら···」
首に腕を回されて引き寄せられると若井からキスされる。熱くて余裕のないキスに若井も興奮しているのが伝わる。
「優しくするから、嫌だったら言って···痛いとかもね?」
「涼ちゃんになら、痛くされてもいい···だから好きにして欲しい」
若井があまりにも煽るから、大事にしてあげたいのに同時に酷くして泣かせてみたいような気持ちになる。
「だめだって、煽んないでよ···」
少し冷えてしまった若井の首筋を舐めながら、胸の突起に優しく触れる。
「んっ···」
反対は口に含んで舌で愛撫してやると若井はいやいやと首を振りながら感じている。その姿にもっと刺激を強くしてやる。
「そこ、やっ···あっ···」
舐めながら手を下に伸ばすと、熱く硬いものはもうとろりと先を濡らして主帳していて、 舐めながら握った手を動かすと喘ぎ声が大きくなった。
「あっ、ぁぁっ···いきそ···なんだけど···」
そう訴えるものから手を離してコンビニで買ったローションを手に取ると奥の方へと塗り、そっと指をいれる。
「ぁっ···ん···ッ」
そこはキツくて熱かったけどゆっくりと時間をかけて指を増やしていく。
あるところを掠めたとき、若井が今までにない声を上げる。
「あぁ···!そこ、だめ···っ」
「ここ?いいの?」
意地悪くそこばかり責めると若井の呼吸が荒くなり、その切れ長の瞳が僕を少し睨んだ。
「いいから···もう欲しい、お願い···」
「可愛い···僕も、限界かも」
ちゅ、とキスをすると指の代わりに自分のを押し付ける。若井は気持ちよさそうに目を閉じていて、すぐに僕たちはひとつになった。
「···動くよ···」
あまりの気持ちよさにゆっくりと腰を動かしながら、若井が気持ち良くなれるところに当てるようにする。
「ぁっ···いっ、アァッ!」
先ほどより高い声で若井が声を出してぎゅっと僕を抱きしめる。
身体をぴったりとくっつけてひたすら気持ちよさだけを求めて若井を突く。
「涼ちゃん、気持ちいいのきちゃうっ、、、一緒に、いきたい··· 」
「僕も···一緒にいきたい、いっぱい気持ちよくなって···いく···ッ」
深く突くとお腹のあたりが若井の出したもので温かくなり、同時にあまりの気持ちよさで僕も達してしまった。
ぐったりとしている若井を綺麗にして、服を着せてあげる。
自分の服も整えて隣に寝ると若井が胸元に頭を寄せて手を回してきた。
「疲れさせちゃった···ごめんね」
「ううん、全然···幸せ···」
「僕も幸せ···ずっとこうしたかった。本当に大好き···」
少し硬めの真っ直ぐな髪を撫でる。温かいベッドの中で若井を更に抱き寄せると、同じシャンプーの匂いがしてきゅんとしてしまう。
「俺も涼ちゃんが大好き···優しくて笑顔が可愛くて、でも時々抜けててひとりで喋ってて···」
「ふはっ···まぁそこも込みでずっと好きで居てくれると嬉しいかな···」
「うん···それにカッコ良くて男らしいところも···もっと好きになった」
若井の発言がいちいち可愛くて甘えてくるような感じで···またしたくなるから困る。
「若井ってわざと煽ってるの?もいっかいしようか?」
半分冗談、半分本気で言って抱きしめる手に力を入れると若い目を開けて睨んできた。
「涼ちゃん、俺、明日仕事出来なくて元貴に怒られるよ」
「それは怖いね、やめとこっ」
そう言って力を緩めたけど、その睨まれるのも堪らなくて逆効果なんだよね、と心の中で呟く。
僕の発言に、んふふ、と若井が笑ったかとおもうと静かになりどうやら眠ったようだった。
こんなにもこのまま夜が明けなければいいと思ったことはなかった。
若井の体温も匂いも全て抱きしめて全部自分のものにして宝物のように誰にも見せずに仕舞っておきたい。
「大好き···明日も明後日も、ずっと一緒にいてね···」
むにゃっと、若井がなにか言っている。思えばこの寝言に振り回されてきたんだよね、と何をいうかじっと聴いておく。
「りょーちゃん、だいすきぃ···もっときもちいいのして···」
·······どんな夢を見てるの? ほんとに襲っちゃうよ、と思わず藤澤涼架が出てしまいそうになる。
しばらくいろんな意味で落ち着くまで眠れなくなってしまい、明日、元貴にまた怒られちゃいそうだなぁと思いながら僕はとりあえず目を瞑ることにした。