「探偵社が、ポートマフィアに包囲させています!!」
切羽詰まった声が響く
ポートマフィアがなぜ、、
僕が考えているうちに、国木田さんは勢いよく社のカーテンを開けた
国木田 「どういう事だ、、」
国木田さんは、驚いた様子で、僕と窓を交互に見る。
不思議に思い、僕も、窓を覗く
そこには、黒服の人達と中也さん、鏡花ちゃん。
そして、僕がいた。
この人が、この世界の僕、、
同じ顔だが、何処と無く雰囲気が違う。
谷崎 「国木田さん。どうしますか?」
、、、
国木田 「まずは、社長の指示を仰ぎにいく。」
谷崎 「わかりました。でも、彼はどうするんですか?」
国木田 「、、、その事も含めて社長に聞く。おい、、お前はどうする?」
国木田さんは僕に向かって、聞く。
僕は、、探偵社のために戦いたい、、
敦 「信用して欲しいなんて、言いません、、なので、お願いします。僕も探偵社の為に戦いたいです!、」
国木田 「、、、」
国木田 「それも、含めて社長次第だ。」
敦 「え、あ、そうですよね、、すいません」
国木田 「、、芥川 此奴の事を頼めるか?」
芥川 「承知した。」
国木田さんは、そう言うと谷崎さんと一緒に社長室に行ってしまった、、
この部屋には、僕と乱歩さん、そして、芥川
今にも殺したそうな目で見ている、、
この世界でも、芥川は芥川だな、、
敦 「あの、乱歩さん、、どうして僕が他の世界から来ていると分かったんですか?」
乱歩「ん〜そんなの簡単だよ、」
乱歩さんは口にくわえてた飴をとり、気だるげそうに答える。
乱歩 「まず、君の雰囲気」
乱歩 「ポートマフィアの奴らと、君では、あまりにも違いすぎる。それに、僕はこっちの世界の君と会ったことがあるからね」
敦 「エッ? 大丈夫でしたか!?」
乱歩 「ん〜、別に戦ったわけじゃないし、それに、こっちの世界の君は、そう戦闘狂という程でも無いよ、、まぁ、君が思っているほどよりは、、だけどね、」
敦 「じゃぁ、話し合えば分かるんじゃ!」
乱歩 「それは無理だね。言っただろ、”君が思っているよりは戦闘狂じゃない”ってね、」
敦 「ん?つまり、」
乱歩 「全然、命令とあれば躊躇なく殺すだろね」
敦 「、、そうですよか、、」
乱歩 「まぁ、一か八かで話し合ってみれば?連中さんたちは、君が目的だからね」
敦 「僕が目的?」
乱歩 「そうそう、君を闇の世界に入れようとしてるんだよ、」
敦 「僕をですか!?」
乱歩 「このタイミング 少人数での襲撃 間違いないね」
敦 「、、じゃぁ、僕が出ていけば、、この事態は収まりますか?」
乱歩 「ん〜、まぁ、一旦はね、」
乱歩 「君が、ポートマフィアに行った後どんな扱いを受けるかは、まぁ、ご察しの通りって感じじゃない?」
敦 「、、、」
乱歩 「まずは、大人しくしててくれない?もう少しで社長の指示が出るからさ、」
乱歩さんがそういった、数秒後、社長室から国木田さん達と、社長が出てきた。
社長 「谷崎の異能で姿を隠しつつ裏口から出る。谷崎、出来るか?」
谷崎 「はい!」
社長 「そして、敦と言ったか、、」
敦 「はい」
社長 「、、まずは、私達に着いてきてもらう、、問題ないか?」
敦 「はい、大丈夫です」
バキンッッ
何かが壊れたような音が響く
与謝野 「こりゃぁ、強行突破されたね〜」
谷崎 「マズイですよ!!このまま脱出経路まで 壊されたら、、」
国木田 「谷崎!異能を発動させろ!」
谷崎 「はい!」
谷崎 「離れてしまうと、異能が発動しないので、気をつけてください」
この間にも、メキメキと建物が悲鳴をあげている
僕達は、急いで脱出経路へと向かった
脱出経路は、無事だった、、
だが、安心してもいられない、、
早く、抜け出さないと、、
シュンッ
風を斬る音がかすかに聞こえる
僕は、大きな違和感を感じ、後ろを振り向く
速い、、、
虎の姿をした、者が僕らの方に猛スピードで近ずいて来ている。
狙いは、、、僕だ、、
身体を捻って避けようとするが、、彼のスピードの方が速い、、
ギュッ 僕は、目をつぶる
だが、僕が目を閉じた直後、
キンッッ という金属音が響く
(なんの音だ?)
僕は、ゆっくりと目を開ける
敦 「社長!?」
僕の目の前には、社長の背中が、
社長 「探偵社に何の用だ」
社長は、この世界の僕の攻撃を剣で受けている
ギシギシッ
力は互角のようだ。
僕は、、どうすれば。、、
コメント
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敦君もみんなも頑張って!! 続き楽しみにしてます!
あああ社長ーーーーー!!これから どうなっちゃうんだろ……