わんくっしょん
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zm.side
最近良く無い噂を聞く。
一般兵が隊長クラス__つまり幹部達に暴力を振っていると。
俺以外の奴らにやってるなら早くとめないと…。
zm「(様子がおかしかった奴..)」
思い当たるのはshoだ。
怪我が一気に増えて暗い顔をしていた。
まるで..俺の様に。
zm「(本人に聞いても答えないだろうな..。)」
そう思い、彼奴等の所へ行く。
この時間帯なら__。
zm「……..」
無言で扉を開ける。
zm「ッ..⁉」
思わず鼻を塞ぐ。酷い腐臭がする..。
zm「真逆ッ..!!」
嫌な事が頭をよぎった。
奥へ走っていくと…。
sho「………」
mb「嗚呼、死んじまったw」
mb「やっぱり弱ぇなw」
mb「….あれ?zm幹部じゃないすか!」
mb「ホントだ、良い所にw」
zm「おいそれ…」
mb「嗚呼、此れ?」
mb「”sho幹部、殺しちゃったワw”」
zm「は…..?」
mb「あー!云っとくけどぉ!!」
mb「他の幹部に俺等がやったって云ったら..」
mb「云った奴から殺す」
そう云い放ってshoを俺に投げる。
そうするとにやっと笑い、耳元で囁く。
mb「じゃ、また夜」
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結局shoは事故死となった。
shoには悪いが本当の事を云ったら他の幹部達まで殺されてしまう。
直ぐに葬式の準備が始まった。
rbr「噓や..こんなの信じられへん…」
ut「…….」
kn「sho..」
tn「…彼奴が事故死なんてな、冗談かと思ったわ」
zm「……」
胸が痛い。
御免。御免。御免、なさい__。
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葬式は速やかに執り行われた。
涙を流す者。黙って祈る者。花を添える者。
…でも、此処で泣いている場合では無い。
俺は「先に抜ける」と云い、会場を出た。
zm「….クソ..」
普段着に着替え、あそこへ向かう。
ぎぃ….
不気味な音を立て乍ら、扉を開ける。
多少は掃除したのか臭いが薄くなっている。
zm「…来t…..」
mb「zm幹部ぅー」
zm「…….なんや」
mb「困りますよぉ、時間には来てくれないと」
mb「時計を見て下さいよぉ」
眉間にしわを寄せつつ、時計を見る。
10:38
zm「…..葬式有ったかr..」
mb「云い訳要らないっすよ..?」
冷たい低音で云い、近づいてくる。
2.3歩後退りすると__。
バキッ!!ドゴッ!
zm「っあ”…!?」
mb「…….」
蹴る、殴るを繰り返される。
zm「う”ぁ…!い”ッ..」
そしてしこたま殴られた後、首を絞めてきた。
zm「がッ..!」
mb「…貴方には、失望しました」
mb「時間”は”守る人だと思ったのに、そんな事も出来ないなんて」
ドサッと床に叩き付けられる。
zm「かはッ..」
mb「…….明日は遅れない様に」
zm「はッ..ゲホッ…」
こうして、最悪と呼べる一日が終わった。
この日が「死のトリガー」となる事を知らずに___
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