zm視点
lo「俺は、、、ニット帽の人がいい」
なぜそう思ったか自分でも分からないけど
彼なら大丈夫だと思えた
?「なら、シャオロン頼んだぞ!」
?「もちろんや!」
どうやらシャオロンというらしい
?「グルッペンも言うとったけど、俺はシャオロンや!よろしく!」
lo「シャオロン、、、よろしく」
?「とりあえず、拘束を解くか」
そう誰かが言って縄がほどけていく
自由になる頃には話し合いは終わっていたようだ
というか俺のやつで最後やったようだ
?「スマンが時間が無いのでな!そのまま行ってもらうぞ!」
sho「了解!」
lo「えぇ!?」
シャオロンに手を引かれる
いつもこんなのなのか
てか、宣戦布告も済ませていたのか、、、
そんなことを考えていたら武器を渡された
これは、、、
lo「ナイフ?」
sho「せやで、得意やと思ってな」
lo「ふーん」
分かるものなのだろうか?
そうなのだとしたら、素直にすごいと思う
sho「ほら!はよ行くで!」
そう言ってかけていくシャベル片手に駆けていくシャオロン
その様子が何故か、懐かしくて
考えようとしたが置いていかれてはたまったもんじゃ無いので後を追いかけた
戦場に着いた
sho「ゾム!俺らの底力見せたろうや!」
zm「せやな!」
あれ、俺今なんて
意識せずに、思わず声が出てきた
sho「よっしゃ!暴れるで〜!」
lo「はい!」
ナイフで仲間を斬る
罪悪感なんて無くて、
俺ってこんなに薄情やったっけ?
こんなもんなのだろうか?
sho「雑魚のみなさーん、シャベルなんかに負けて〜恥ずかしくないんですか〜w」
シャオロンが煽る
zm「へいへい!そんなもんか!?」
ゾムが煽る
どうして、煽ったこともないのに出来るのか
ふと、シャオロンの方をみる
シャベルを楽しそうに振り回し、煽り散らかす
そんな彼は、この戦場と言うな名のステージの主役みたいで
見ているこっちまで楽しくなって
口角が上がる
こんなこと前にもあったな
パチンッ
弾けるように流れてくる、小さい頃の記憶
そうか、そうだったのか
zm「、、、シャオロ〜ン、そんなもんか!?」
sho「!、なんやと!?ゾム!そっちこそ鈍っとるんとちゃうか?」
zm「何を〜!」
zm/sho「wwwww」
笑い声が響く戦場
これは、俺が戦場というステージを楽しんだという証だ
END1『狂気の笑いを ステージに響かせる』