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暫く泣き続けたあとお兄ちゃんに「部屋に入ろ?」と、言われ部屋に入る
2人が入れてくれたホットミルクを少し冷ましながらゆっくり飲んで行く
お兄ちゃんは私が落ち着いた時に「魅華、聞いていいか?」と聞いたので頷くと「村を燃やしたヤツの事…教えてくれるか?無理なら別にいい、探して殺す」と、言った
魅華)……絵…描く……ちょっとだけ待ってて…
引き出しからシャーペンと色ペンを持ってきて机の上に置いてある紙を持ってお兄ちゃんの前で妖怪の顔を描いていく
魅華)お兄ちゃん描けたよ
雅緋)お、本当か?
紙を渡すとお兄ちゃんは目を見開いた
魅華)??お兄ちゃん?
雅緋)この顔……志陽(しょう)じゃ…
魅華)志陽……にぃ?
志陽、とはお兄ちゃんの友達である…よくお兄ちゃんと遊んで貰った事があり私も随分と懐いていた…
だが、その志陽にぃがあんなことするなんて……優しくて、密かに私が好きな人なのに…いや、好きな人だったのに……か
雅緋)俺だって……思いたくないよ…だが、お前が見間違えるなんてことも無いと思う…
魅華)……私だって…そう思いたいよ……お兄ちゃん……
魅華)でも……でも、大好きな志陽にぃがこんなことするなんて……思いたくないよ……
目を擦って泣くとお兄ちゃんが優しく頭を撫でてくれた
魅華)んう……お兄ちゃんありがと…( *´ `*)エヘヘ♡
雅緋)あ”〜!可愛い〜ほんと!魅華は可愛いね!
お兄ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれてそのあとは一緒に寝てくれた