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スモーカーside
初めて会った時はいつだったか……。
あぁ、そうだ。
七武海会議の後、俺の執務室にいたんだ。
最初の方は「帰れ」だとか、「もう来るんじゃねぇ」とか言ってたんだが、言う度に
ロー「俺に命令するな」
と言われたな……
最近になると、逆に来ないと不安になるくらいだ。
って何言ってんだ、俺は……
普通は海賊なんて部屋に入れねぇだろ。
だが、会議が終わりになるにつれて、ソワソワしちまう。
早く終われと思っちまう…
「━━━。これで会議を終わる。」
その言葉が聞こえた瞬間、あたりが青いサークルに包まれた。
……あいつだ。
足をできる限り、早く動かす。
…早く、早く、もっと早く……!!
ガチャ
扉を開けた瞬間に見えた生意気な顔。
ロー「おせぇ…」
少し不機嫌そうな低い声。
ソファに横になったその男。
俺はお前のような瞬間移動ができる能力じゃないんだ。とか、うるせぇ。とか言う前に、
「わりぃ…」
と小さく謝った。
……いやいや、何謝ってんだ、俺ァ。
あいつもびっくりした顔して、少し可笑しそうに笑った。
ロー「ふふ、何で謝ってんだ?礼儀正しいじゃねえか、白猟屋…。ふふ笑」
その笑顔があまりにも美しくて見惚れてしまった。
だが、
「ロー!笑いすぎだ!!」
ロー「ふふ笑、悪い悪い笑」