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『 研磨くーん………あ。 』
研磨くんを探してたら教室でゲームをクリアしようとしてた。
ここで話しかけたらダメだろうな。
うーん…、なら、
『 研磨くん、入るよ。 』
一応声掛けてから私の席に座ってスマホでも見てようかな。
ゲームするのはお互いだし、ゲームの良さもお互いわかってるからゲーム辞めてよなんて言わない。
暗黙のルールみたい。
「 …よし。 」
『 クリアした? 』
「 うん。 」
『 それなんのゲーム? 』
「 RPG 」
『 へー。 』
「『 …… 』」
『 ふふっ、沈黙になっても気まずくないの研磨くんぐらいだよ。 』
「 ……俺、慧と付き合って良かった…。 」
『 なんで? 』
「 俺の趣味とか否定しないし、余計な話題は出さないし…、沈黙になっても気まずくないし…。 」
『 ふふっ、私も研磨と付き合えて幸せ。 』
「 ……ずる 」
『 あ、照れてる 』
「 照れてない…! 」