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タッタッタッ
「ハァハァ、いつまで走るの?」
僕と少年は廃棄ビルの路地裏まで走った。
「よし、ここまでこれば大丈夫だ。」
「あの、、力って何ですか。」
僕はその少年が誰なのかよりも、自分力のことが気になって仕方なかった。
「その力の話は必ず後でするから。とりあえず、飛羅が戻ってきてくれて良かった、、」
少年はほっとした様子で僕を見てきた。
「あの、あなたの名前は?」
僕がそう尋ねると
「あぁ、僕の名前は海斗(かいと)。よろしくな」
「海斗、、、」
ほっとした雰囲気になったと思ったら、向こうのビルからある男4人が何か叫んでいる。
「あいつはこっちを走っていった!今すぐ見つけろ!あの力を利用して世界のトップに立つんだ。」
すると、海斗が飛羅の手を掴みまた走りながらこう言った
「あいらは俺たちの力を使って世界をのっとろうとしているんだ!早く逃げよう!」
しばらく走った後、山の奥についた。
「よし、ここでもう大丈夫」
「ねえ、海斗くん。ここはどこなの?」
「ここは、、、俺たちの家」
こんな山奥の何も無いところに家なんてない。おかしいと思って首をかしげた。すると、海斗はポケットからカードのスマホを取り出し木にかざした。
「海斗くん、何をしてるの?」
何も分からないまま海斗を見つめていた。その時。当たりが白い光で包まれた。眩しくて飛羅は目をつぶった。光がなくなり、そっと目を開けるとそこには海斗と他の4人の少年が立っていた。
「わぁ、、あ、あなた達は誰ですか、、」
4人のうちの1人が口を開く
「俺は鉄平(てっぺい)。よろしくな」
「俺は彪翔(ひゅうが)だ。よろしくな!」
「僕は翔央(しょう)よろしく!」
そして、最後の1人。その1人だけは他の人達とは違う妙な雰囲気の人だった。その人だけ領域が違うような、、
「最後に、このチームの首領である俺。空(そら)だ。」
「チーム、、?」
飛羅が、 口を開く。
「あぁそうだ。チームだ。世界で数人しかいないと言われる力のあるものを集めて最強のチームを作る。そして、この世界の魂を倒す。」
「魂って、、あの化け物のこと!?」
「あぁそうだ。今日の化け物は猫の魂からできた塊だ。」
ようやく理解した。この世界には魂と呼ばれる化け物がいて、その魂を倒すために世界で数人の力のあるもの、、力者を集めチームを作る、、
「って、、もしかして、俺にもその力があるってこと!?!?さっき変な雷が落ちて手に黄色の光がまとってたのは、その力のせいなのか!?」
海斗合わせての5人が全員うなずく。
〜あとがき〜
こんにちは。かーびです。第3話完成しました。つまらない話かもしれないけれど見ていただいたら嬉しいです。第4話もお楽しみに。