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錆びた標識が 指差す未来
どれを選んでも 迷子のまま
正しさだけが 背中を叩いて
立ち止まる理由を 奪っていく
失くした地図は もう拾えない
代わりに心が 軋む音
進めと言われて 進めなかった
弱さだけが ここに残った
もし終点が 嘘だったなら
この足跡は 何を証明する
逃げ道だって 生き方だって
誰が決めたんだ
息をするだけで 精一杯でも
まだ終わりと 呼ばせない
行き止まりに 立ち尽くしたまま
それでも 僕は 僕をやめない
優しい言葉は 時々刃で
救いの形を 装ってくる
期待されるほど 壊れていく
拍手の中で 声が消えた
もし終点の 先があるなら
そこに名前は 要らないだろ
報われなくて 間違いだらけで
それでも歩いた
選ばなかった 道の分まで
後悔が 影を伸ばす
立ち止まった この場所から
僕は 僕のまま 行くんだ