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(あなた)Side
目覚めると……
私を抱きしめながら
スヤスヤと眠る誠也くんの顔が前にあった
そんな、誠也くんの頭を私は撫でた
末『ん〜、天月?』
(あなた)「誠也くん、おはよう!」
末『おはよう!天月、今日仕事休みなん?』
(あなた)「うん、休みだよ!呪いとく方法見つけに行く?」
末『行きたい!でも、どうやって見つけんの?』
(あなた)「……。誠也くん、誠也くんと同じ人周りにいないの?チワワとかになる人とか……。」
末『……あっ、佐野!?そいつはチワワにはならへんけどゴールデンレトリバーになんねん。』
(あなた)「……その佐野さんていう方にあってこようか。」
末『うん。天月、その……佐野のこと好きにならんといてや……。』
(あなた)「えっ?なんで私が佐野さんのこと好きになるの?」
末『……アイツ、年上キラーやもん。』
(あなた)「年上キラー……?」
末『佐野、お前より年下やで。よく年上を落とす佐野には気をつけろよ。』
(あなた)「なるほど、それで年上キラーか……。大丈夫、私は誠也くんしか好きにならないよ。」
末『天月、抱きしめてほしい……。///』
私は誠也くんを抱きしめた
その時……
末『……痛っ』
(あなた)「誠也くん、大丈夫?」
末『……牙生えてきた。』
耳と尻尾を下げながら言う誠也くん
そんな誠也くんを見ていると
早く呪いをとく方法見つけてあげなきゃとそう思う
誠也くんが耳や尻尾が目立つのが嫌だと言うのでカッパを着させた
今日が雨の日で良かった
誠也くんは嫌かもしれないけど……
誠也くん言わく
佐野さんは小島さんという方の家にいるじゃないかとのこと……
私たちは、その小島さんの家へ向かった
誠也くんがチャイムを鳴らすと
中から背の高い男の人が出てきた
小〈は〜い!おっ珍しい、どうしたん?ていうか、この方は?〉
末『この方は天月!俺の彼女。佐野、居る?』
小〈小島健です、よろしく!今おらへんねん、多分CD屋に居ると思うから、これ持って行ってくれへん。〉
(あなた)「よろしくお願いします!分かりました。」
私は渡されたカッパを持ち、誠也くんとCD屋に向かった
末『あっ、居た!佐野〜』
佐《ん?誠也くん?》
呼ぶ方を見ると小島さんよりも背が高い男性が居た