3人は馬車に乗せてもらい、帝国に向かったが、2人の治療をしてもらう為向かった先はなんと大きな城のようなところだった。
「ウエェェェェェエエエェェェ?!?!
ミントさんって貴族ってやつだったんで………ん?」
(そういえばさっき、カミラさん皇族専属騎士団って……言ってなかったか?)
「どうした?」
「い、いや、も、もしかしてですがミントさんって皇女ってやつですか……?」
「そうですけど、それがどうかしましたか?」
(待て今からこのしろに入るってことだよな?やばい……)
蓮翔は気絶した。頭が状況に追いついてないのだ。
しばらく経って琉斗が起きた。
「ん……ここどこ?」
「琉斗さん、起きたのですね」
「ミントさん、カミラさん、ここは?」
「ここは私の家ですわ」
( それにしては随分立派なとこだなぁ )
コンコン。
その時ドアを叩く音がした。
「皇女様、陛下がお呼びです」
「あら、さすがに無断で王宮に人を入れるのは行けなかったかしら。今行くわ。カミラこの人たちを護衛しといてちょうだい。」
「はっ。承知致しました。」
琉斗┈フリーズ中
「琉斗殿……?」
「はっ!! すいませんカミラさん。ちょっとびっくりしちゃって……ミントさんって皇族だったんですね」
「………………もしかして知らなかったのか?」
「え、あ、はい、そうですが……」
カミラは琉斗を睨みつけ剣を抜いた。
「貴様……何者だ。この国のものでミント様を知らぬものはいないはずだ。」
「え、えぇと、それは」
ガチャ
部屋のドアが開き、ミントが帰ってきた
「カミラ? 何をしてるのかしら?」
「ミ、ミント様!この者たちがミント様が皇女ということを知らなかったと言うので他国のスパイかと思いまして……」
「その子たちが私を知らないのは当然よ。私はその理由も知ってるわ。あと、琉斗さん。蓮翔さんと正夢さんを起こしてください。そしてカミラは1回この部屋から出てちょうだい」
「それは……」
「出ていきなさい」
「わかりました」
琉斗は2人を起こした。そうして部屋にはミントと琉斗たち4人になった訳だが……
「お前ら!ひっさしぶりだなぁ!」
そういいミントが3人の背中を叩いた。
3人はびっくりしたがミントに説明してもらった。
「覚えてないか?小3〜小5まで同じクラスだった新多だよ!事故ったはずなのに起きたら皇女になってたんだよ。お前らがいなくて寂しかったぞ!」
ということらしい。新多とは小3〜小5まで同じクラスだった3人の仲良しだ。だが、小5の夏休み、事故にあって死んでしまったのだ。
「城一の制服着てるっつーことはお前らは転移ってやつか?」
「そうだよ。なんか急にビュン、バン、カァ、ドン、ってなったんだ〜」
「wwwww相変わらず琉斗は説明下手だな。蓮翔、説明してくれ」
「なんか急に光の柱がたって、気づいたら空中にいて落下してたから魔法ってのやってみたら浮いて助かった。以上」
「家に帰る橋渡ったら知らないところにいてそこで光の柱がたったんだよな」
「なるほどな〜」
コンコン
誰かが部屋に入ってきた。
「ミント〜お父様だぞ〜!」
「お父様?!どうかしたのですか?」
「ん〜? ただミントに会いたくなっただけ
だよ〜」
「そうですか。ですが、さっきあったばっかりではないですか」
「いいじゃ〜ん〜」
ミントの父親、つまり皇帝は親バカだった。
「ん?君らが例の……よし!君たち!訓練してこい!」
「は、はいぃぃ?」
「どっ、どういうことですか?」
「?????」
「君たちには素質がある。魔力もそこそこ多いようだが、まだ弱い。そこでだ! 君たちには特訓してもらおう! そして我が娘の護衛となれ!」
「「「えぇ…………」」」
「それは大歓迎ですわ!」
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